子どもの鼻水やくしゃみは花粉症?風邪?症状の見分け方のポイントを解説

子どもの鼻水やくしゃみは花粉症?風邪?症状の見分け方のポイントを解説

近年は花粉症の発症年齢が下がっており、2、3歳の子どもでもアレルギー反応が出ることが珍しくありません。

小さな子どもは自分の症状を言葉でうまく伝えられず、周りの大人が風邪との違いに気づいてあげることが大切です。

花粉症と風邪は症状やその出方にさまざまな違いがあるため、見分け方をチェックしておきましょう。

花粉症が疑われる場合には、家庭での花粉対策をしながら必要に応じて医療機関を受診することも検討してください。

目次

子どもの症状はどっち?花粉症と風邪の見分け方

子どもに鼻水やくしゃみなどの症状が出たとき、花粉症か風邪かの見分け方として鼻水の質や目のかゆみなどに注目すると良いでしょう。

まずは以下の表を参考に、現在の様子をチェックしてみてください。

症状の項目風邪の可能性がある症状花粉症の可能性がある症状
鼻水の質次第に黄色く粘り気が出る透明でサラサラしている
※子どもの場合少し粘り気があることもある
目のかゆみほとんど見られない強くかゆがることが多い
症状の期間数日から1週間程度花粉が飛ぶ間(数週間以上)

※これらは一般的な傾向であり、自己判断せず医師の診察を受けてください

風邪の場合は、鼻水だけでなく喉の痛みや発熱を伴うことが多く、数日をピークに快方に向かうのが一般的です。

一方で花粉症は、特定の時期や環境によって症状が変化し、長期間続く傾向があります。

特徴的な鼻水で子どもの花粉症と風邪を見分けよう

見分け方の大きなヒントになるのが、鼻水の色と出方です。

風邪の引き始めは透明な鼻水が出ることもありますが、数日経つとウイルスの影響で白や黄色、緑色へと変化していくことが多くあります。

花粉症の鼻水は「水鼻(みずばな)」と呼ばれるように、蛇口から水が垂れるような透明でサラサラした状態が続くのが一般的です。

ただし、子どもは少し粘り気がある鼻水が出ることもあり、見分け方が難しい場合があります。

症状が出るタイミングでの見分け方

くしゃみや鼻水などの症状が強く出るタイミングにも違いが見られることがあります。

花粉症では、アレルゲンである花粉に触れる機会があると、途端にくしゃみが出るなどの特徴があります。

花粉症での症状の出方の特徴
  • 外出中や窓を開けたときに症状がひどくなる
  • 朝起きた直後に鼻水やくしゃみが止まらなくなる
  • 1回のくしゃみで終わらず連続して何度も出る

上記のように、環境の変化に反応して症状が強まる場合は、花粉症のサインかもしれません。

一度専門医に相談してみるとよいでしょう。

花粉症で出ることがある症状は他にもある

花粉症といえば、くしゃみと鼻水が代表的な症状として浮かびますが、他にも出ることがある症状があります。

花粉症で出ることのある症状

花粉症の症状の出方は個人差が大きく、家庭では見分けるのが難しい場合もあるでしょう。

子どもの症状に合わせて適切に対処できるように、安易に市販薬を使う前に早めに医療機関を受診することを検討してください。

小さな子どもの花粉症で見落としがちなサイン

「まだ小さいから花粉症ではないはず」と思われがちですが、実は2歳や3歳で発症するケースも増えています。

子どもが自分から「かゆい」などと言わなくても、しぐさに花粉症が疑われるサインが隠れているかもしれません。

花粉症が疑われるサイン
  • 手のひらで鼻をこすり上げたり鼻をひくひくさせたりする
  • 頻繁に目をこすったりまばたきの回数が増えたりしている
  • 鼻詰まりの影響で口をぽかんと開けていることがある
  • 夜中に鼻が詰まって何度も目が覚めてしまう

これらの様子が見られる場合は、アレルギーによる不快な症状が出始めているサインかもしれません。

子どもにとって、鼻詰まりや目のかゆみは集中力の低下や睡眠の質の悪化につながるため、早めの対応が大切です。

花粉症と風邪の見分け方に迷った時の受診先と検査について

花粉症が疑われる子どもを病院に連れて行く場合には、子どもの体の様子をトータルで確認できるかかりつけの小児科を受診されるのがスムーズです。

もし、鼻詰まりがひどくて夜眠れない場合や、目を真っ赤にしてかゆがっている場合は、耳鼻咽喉科や眼科への相談も選択肢の一つとなります。

受診の際には、いつから、どんな時に症状が出るかを医師に伝えると、診断の助けになるでしょう。

医療機関ではアレルギーの検査を行うこともある

医療機関での子どもの花粉症は、今出ている症状や経過などから診断するのが一般的ですが、場合によってはアレルギーの検査を行うこともあります。

血液中の特定のアレルゲン(原因物質)に対する抗体の量を調べる血液検査では、どの花粉や物質にアレルギー反応が出やすいかが分かります。

ただし、数値が高いからといって「○○アレルギーだ」というわけではなく、あくまでも診断の一つの参考であるということを覚えておきましょう。

他に、皮膚に少量のアレルゲンを注入し、アレルギー反応の有無を確認する皮膚プリックテストなども行われることがあります。

花粉への接触を減らすための家庭での花粉症対策

花粉症が疑われる場合には、アレルゲンとなる花粉への接触をできるだけ減らすことも重要な対策です。

家庭でできる花粉対策
  • 帰宅時に服についた花粉を玄関の外で払い落とす
  • 室内に入ったらすぐに顔を洗い目を休ませる
  • 洗濯物は外に干さず部屋干しや乾燥機を活用する

花粉の飛散時期に外出する際は、マスクの着用で吸い込む量を減らせるとされていますが、小さな子どもは嫌がる場合も多いですよね。

早めに医療機関を受診して薬の力を借りつつ、できる範囲で家庭での花粉対策を続けていきましょう。

子供の花粉症と風邪に関するよくある質問

風邪薬を飲ませても鼻水が止まらないのは花粉症ですか?

風邪薬には鼻水を抑える成分が含まれていることもありますが、原因がアレルギーであれば、医師の診断のもとで症状に合った薬を処方してもらうことが大切です。

数日飲んでも変化がない時は、一度医師に相談することをおすすめします。

子どもが花粉症かどうかは検査をしないとわかりませんか?

血液検査などでアレルゲンを確認することもできますが、小さな子どもの場合は負担を考え、症状の出方や経過から診断することもあります。

まずは診察で今の状態を診てもらうことが第一歩です。

風邪と迷う場合でも、早めに医療機関に相談すると良いでしょう。

家庭でできる鼻水のケアはありますか?

鼻をかむのが難しい子どもの場合は、市販の鼻吸い器でこまめに吸い取ってあげると、不快感が和らぐことが期待できます。

鼻水をこまめに除くことは、鼻の粘膜を清潔に保ち、二次的なトラブルを防ぐことにもつながると考えられます。

また、室内の加湿を心がけることも、粘膜を守るために有効とされています。

子どもの花粉症と風邪の見分け方は鼻水やかゆみに注目して!受診するべきか迷う場合はオンライン診療への相談も検討

子どもの鼻水やくしゃみの症状が花粉症か風邪かを見分けるには、鼻水の透明度、目のかゆみの有無、そして症状が出るタイミングなどに注目してみてください。

この記事のまとめ
  • 透明でサラサラした鼻水が出る、目のかゆみがあるなどの症状は花粉症の疑いがある
  • 目をこすったり鼻を頻繁に触ったりするしぐさに注意する
  • 咳や下痢など見分けがつきにくい症状が出ることもあるので、迷ったら受診を検討する

花粉症の症状は、子どもの睡眠や生活の質に影響することもあります。

親御さんの直感で「いつもの風邪と違うかも」と感じたら、まずは専門家に相談しましょう。

受診するべきか迷う場合は、まずは自宅から小児科オンライン診療「あんよ」を活用し、医師に対面受診が必要か相談することも検討してみてください。

LP