離乳食の最中や食後に赤ちゃんの顔が赤くなる症状は、食物アレルギーや皮膚への刺激など複数の原因で起こります。
赤ちゃんの皮膚は大人よりも薄く、外部刺激を受けやすいため、食材に触れただけでも赤みや湿疹が現れる場合があるのです。
この記事では、赤ちゃんの顔に現れるアレルギー反応の特徴と、病院を受診を検討する目安について解説します。
赤ちゃんの顔に出るアレルギー反応について家庭で確認したいポイント
赤ちゃんの顔に赤みが見られた場合、顔だけでなく全身の様子を観察しましょう。
顔の赤みだけであれば軽い皮膚刺激の可能性もありますが、呼吸や全身状態に変化がある場合は注意が必要です。
アレルギー反応が急激に進行するケースでは、短時間で症状が悪化する場合もあります。
普段と様子が違うと感じた場合は自己判断せず病院への相談を検討しましょう。
赤ちゃんの顔の赤みに加えて注意したい症状
厚生労働省によると、体の複数個所に重い症状が現れる場合をアナフィラキシーと呼びます。
これらの症状が重なる場合は、アレルギー反応が強く出ている可能性があり注意が必要です。
夜間であっても、救急相談窓口や病院への連絡を検討してください。
- 呼吸がゼーゼーして苦しそうにしている
- ぐったりして反応が弱い
- 激しい嘔吐や下痢を繰り返している
- 顔以外の体にも急に発疹が広がっている
赤ちゃんの顔の赤みはアレルギー?食べ物によるかぶれとの違い
赤ちゃんの顔の赤みは、食物アレルギーの場合もありますが、食材による皮膚刺激でも起こる場合があります。
特に離乳食の時期は、口の周りに食材が触れる機会が多く、酸味や塩分などの刺激によって赤くなることも珍しくありません。
表はあくまで特徴の目安のため、不安がある場合は医師の指示に従ってください。
| ポイント | 食物アレルギー | 食べ物によるかぶれ |
|---|---|---|
| 症状の出る場所 | 目の周り、耳、おでこなど顔全体 | 食べ物が触れた口の周りだけ |
| 症状の形 | ぷっくり盛り上がったじんましん | 境界線がはっきりした平らな赤み |
| 症状の出る時間 | 食後15分から1時間以内が多い | 食べている最中や直後 |
赤ちゃんの顔にアレルギー反応が出たときの家庭でのケア
症状が軽く、呼吸や機嫌に大きな変化がない場合には、様子を見ながら必要に応じて医療機関への相談を検討てください。
赤みが強い場合や赤ちゃんがかゆがる様子がある場合は、刺激を減らすケアを行います。
赤ちゃんの顔の赤みに対する基本的なホームケア
ご家庭での日常ケアは、刺激を減らすことを優先して行いましょう。
国立病院機構三重病院のガイドラインでも、拭くときはこすらず抑え拭きするのががポイントと示されています。
- 口の周りについた食べ物は濡れたガーゼでやさしく拭き取る
- 赤みがある部分を冷やしたタオルで軽く冷やす
- 症状が短時間で消える場合もあるため、受診の有無にかかわらず写真を撮っておく
赤ちゃんのアレルギー反応で病院へ行くか迷うときはどうする?小児科へ相談する目安
赤ちゃんの皮膚症状は短時間で変化することがあり、判断に迷う場合もありますよね。
症状が軽く見えても、保護者が不安を感じる場合は自己判断せず病院受診を検討することが大切です。
受診を検討したいケース
特に、初めて食べる食材でアレルギー反応のような症状が出た場合や、同じ症状が繰り返し現れる場合には、病院の受診を検討しましょう。
- 同じ食材を食べると毎回赤みが出る
- 赤みが顔以外の体にも広がる
- 呼吸や機嫌に変化がある
【Q&A】赤ちゃんの顔に出るアレルギー反応に関するよくある質問
赤ちゃんの顔に出るアレルギー反応に関するよくある質問をまとめました。
- 離乳食で赤くなったら食物アレルギーの可能性は高いですか?
-
藤田医科大学総合アレルギーセンターによると、口の周りだけの赤みであれば、食材の刺激による反応のこともあります。
症状が広がる場合や繰り返す場合は医療機関へ相談しましょう。
- 以前は食べられた食材で症状が出ることはありますか
-
体調や摂取量の違いによって反応が出ることもあります。
不安がある場合は自己判断せず病院での相談を検討しましょう。
- 口の周りの赤みを予防する方法はありますか
-
食事の前に口の周りへ白色ワセリンを塗ると、食材の刺激から皮膚を保護しやすくなる場合もあります。
【まとめ】赤ちゃんの顔にアレルギー反応が出たときは症状を確認して医師への相談を検討
離乳食の最中や食後に赤ちゃんの顔が赤くなる症状は、食物アレルギーだけでなく、食材による皮膚刺激によって起こる場合もあります。
顔の赤みだけでなく、体全体の様子や症状が出るタイミングを確認することが重要なポイントのひとつです。
- 顔の赤みに加えて呼吸の異常や全身の発疹がある場合は早めに病院受診を検討
- 口の周りだけの赤みは食材の刺激によるかぶれの場合もある
- 症状の経過を確認するため赤みが出たときの写真を記録しておく
赤ちゃんの皮膚症状は短時間で変化することもあり、受診するべきか迷うときは、小児科オンライン診療あんよを利用する方法もあります。
小児科オンライン診療あんよでは、自宅から赤ちゃんの肌の状態を医師に見せ、アドバイスを受けられる可能性があるため不安解消に繋げるひとつの手段です。
通院の時間が取りづらい場合にも時間帯を選んで相談できるばあいがあり、保護者の負担を通院の負担を軽減できる場合もあります。

