朝起きたお子さんのまぶたが赤く腫れていると、お父さんやお母さんは驚いてしまいますよね。
「今日は保育園に行けるかな?」「お仕事を休まないといけないかも?」と、不安になることもあるでしょう。
ものもらいは、適切な対応をすることで、落ち着いて経過を見守ることができる場合が多い疾患です。
今回は、保育園へ行くかどうかの判断基準や、お家でできるケアについて詳しくお伝えします。
本記事の編集方針・医師監修プロセスについて
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本記事は一般的な医学情報の解説を目的としており、個別の診断・治療を指示するものではありません。最終的な判断は医師にご相談ください。
朝起きて子どもの目が腫れている時の確認ポイントを紹介
まずは落ち着いて、お子さんの目の様子を観察してみましょう。
ものもらいは、まぶたにある脂の出口に細菌が入ることで起こる炎症と考えられています。
以下の点を確認して、お子さんの今の状態を把握することから始めてください。
- まぶたの一部が赤く腫れていないか
- 目やにの色や量がいつもと違わないか
- 白目が充血して真っ赤になっていないか
- お子さんが目を痛がったり痒がったりしていないか
これらは、受診した際に医師に伝えると診断の助けになる大切な情報です。
ものもらいになったら保育園は休むべき?登園時のマナーと受診を判断するサインを紹介
ものもらいという名前から、他人にうつる病気だと思われがちですが、一般的には、他人にうつる心配はないとされています。
保育園に登園できるケースと注意点
ものもらいは、細菌が原因の炎症なので、ウイルス性の結膜炎などとは異なり、通常、周囲へ感染させるリスクは低いと考えられています。
そのため、本人の機嫌が良く、生活に支障がないのであれば、保育園の登園が可能と判断されるケースが多いです。
ただし、保育園によっては独自のルールを設けている場合があります。
保育園の登園前に「目が少し腫れていますが、うつらないものもらいだと考えています」と一報入れておくと、先生方も安心するのでお勧めです。
受診を検討したい症状の目安
ものもらいは、基本的には保育園の登園は可能ですが、炎症が強かったり別の病気が隠れていたりする場合は、受診を優先したほうが良いでしょう。
無理をして登園させると、お子さんが目をこすって症状が悪化してしまう可能性もあります。
次のような様子が見られるときは、早めに小児科や眼科に相談しましょう。
- まぶた全体が腫れて目が開きにくい
- 黄色や緑色の濃い目やにがたくさん出ている
- 強い痛みがあり、お子さんが泣いて嫌がる
- 目が腫れているだけでなく熱もある
お子さんの体の様子や機嫌がいつもと違うと感じたら、早めの対応が大切です。
ものもらいの治療中、保育園での過ごし方で気をつけたいポイント
ものもらいで登園する際、保育園での生活やご家庭でいくつか配慮してあげたいポイントがあります。
プールや水遊びは治るまでお休みする
プールの水にはさまざまな雑菌が含まれていることがあり、ものもらいの炎症をさらに悪化させてしまう恐れがあります。
また、ものもらいができている時は、お子さんの免疫力が少し低下しているサインでもあります。
しっかり治癒するまでは、プールや水遊びは見学させてもらうよう保育園にお願いしましょう。
手洗いとタオルの共有に注意する
ものもらいは強い感染力を持つ病気ではありませんが、目をこすった手で他の場所を触ると、症状が悪化したり、免疫力の落ちている家族に細菌が移ってしまったりすることがあります。
お子さんには「おめめは触らないようにしようね」と優しく伝え、こまめな手洗いを心がけましょう。
また、ご家庭や保育園でもタオルの共有は避けるようにすると安心です。
はやり目との見分け方と注意したいポイントを紹介
保育園で最も警戒されるのは、他のお子さんにうつってしまう流行性結膜炎と呼ばれるはやり目です。
迷った時の参考に、主な症状の違い
ものもらいとは対処法が大きく異なるため、違いを知っておくと安心です。
| 項目 | ものもらい | はやり目 |
|---|---|---|
| 感染性 | 他の人にはうつらない | 感染力が非常に強い |
| 腫れ方 | まぶたの一部がポコッと腫れる | まぶた全体が赤く腫れる |
| 目やに | 少ない、または少し付く程度 | 溢れるほど大量に出る |
はやり目の可能性がある場合は、医師の許可が出るまで保育園には登園できません。
どちらか判断に迷うときは、自己判断せずに医師に相談しましょう。
ものもらいの薬、保育園での対応は可能?目薬を嫌がる子への点し方を紹介
ものもらいのお薬が処方された場合、保育園での対応についても考えておく必要があります。
保育園のルールに合わせたお薬選びのコツ
多くの保育園では、お薬の取り違えを防ぐために園内での点眼を制限していることがあります。
その場合は、受診時に「保育園に通っているので、朝と夜の2回で済むお薬はありませんか?」と相談してみるのも一つの方法です。
優しく声をかけながらの点眼術
お家で目薬をさすときは、お子さんが怖がらないよう優しく声をかけてあげてください。
どうしても嫌がる場合は、目を閉じた状態で目頭にポトンと落とし、目を開けた瞬間に自然に入るようにするとスムーズです。
ものもらいの時の、保育園に関するよくある質問
- 保育園から受診してくださいと言われましたが、何科に行けばいいですか?
-
小児科でも眼科でも大丈夫です。
お子さんが小さくて目が腫れている以外に鼻水や熱などの症状もある場合は、お体全体を診てくれる小児科が安心でしょう。
- 登園許可証や意見書は必要になりますか?
-
一般的に、ものもらいで保育園の登園許可証が必要になることはありません。
ただし、保育園で必要とされる場合もあるため、事前に確認しておくと確実です。
- 目薬をさしてすぐに保育園へ行っても大丈夫ですか?
-
基本的には問題ありません。
ただし、点眼後の経過については主治医の指示に従ってください。
【まとめ】ものもらいの時は保育園は登園可能だが、はやり目と見極めに注意!不安な時はオンライン診療を検討を
子どものものもらいは感染力がないため、本人が元気なら原則登園可能です。
ただし、感染力の強い、はやり目との見分けが重要で、強い腫れや大量の目やにがある場合は早めに受診しましょう。
- ものもらいは周囲へ感染させるリスクは低いため機嫌が良ければ登園可能
- ものもらいとはやり目との違いに注意し、強い腫れは受診
- 保育園での点眼が難しいなら朝晩2回の薬を医師に相談
もし、はやり目かもしれないと不安になったり、お子さんが痛がったりする場合は、無理をせず小児科オンラインサービスあんよを活用してみませんか。
「保育園に行けるか聞きたいけれど、病院の待ち時間が長くて仕事に間に合わない...」という時もありますよね。
そんな時には、オンライン診療という選択肢を検討してみてください。

