赤ちゃんが歩くのはいつから?歩き始めの兆候や受診の目安を解説

「周りの子は歩いているのに、うちはまだかな」「いつになったら最初の一歩が出るのだろう」と、1歳が近づくにつれて不安を感じる親御さんは少なくありません。

SNSなどで同い年の子が元気に歩く姿を見ると、どうしても焦ってしまうこともあるでしょう。

赤ちゃんの歩き始めには非常に大きな個人差があり、その子のペースで成長していくものです。

この記事では、多くの赤ちゃんが歩き始める時期の目安や、歩く前に見せるサイン、そして医師に相談すべきタイミングについて詳しくお伝えします。

目次

赤ちゃんが歩くのはいつから?一般的な歩く時期を解説

赤ちゃんがひとり歩きを始める時期は、私たちが想像するよりもずっと幅広くなっています。

厚生労働省の調査データに基づいた、一般的な発達の目安を確認してみましょう。

月齢の目安ひとり歩きの状況
1歳0ヶ月〜1歳2ヶ月約半数の赤ちゃんが歩き始める時期
1歳3ヶ月〜1歳5ヶ月ひとり歩きができる子が徐々に増える時期
1歳6ヶ月90%以上の赤ちゃんが歩けるようになる

この表からもわかるように、1歳のお誕生日時点で歩いていなくても、医学的には珍しいことではありません。

1歳半頃までに一歩が出れば、発達のスピードとしては標準的な範囲内と考えられます。

赤ちゃんはいつから歩く?歩くまでに辿る発達のステップを紹介

赤ちゃんは、全身の筋力やバランス感覚を少しずつ養いながら歩く準備を進めていきます。

赤ちゃんが歩くまでの成長段階
  • お座りが安定して体幹の筋肉がしっかりしてくる
  • ずりばいやハイハイで手足の筋力と協調性を養う
  • つかまり立ちをして自分の体重を足で支える感覚を覚える
  • 伝い歩きをしながら重心を左右に移動させる練習をする

これらの一つひとつの動作が、将来歩くための大切な土台となるでしょう。

赤ちゃんのハイハイの期間が長いことは、将来の姿勢や体幹の発達に、良い影響を与えるという説もあります。

赤ちゃんが歩く時期はいつ?歩行直前によく見せる動きを解説

「もうすぐ歩きそうかな?」と感じるサインは、日々の何気ない動きの中に隠れています。

赤ちゃんが以下のような様子を見せ始めたら、最初の一歩が近いかもしれません。

赤ちゃんが歩く直前によく見せる動き
  • 何も持たずに数秒間その場に立ち続けられるようになる
  • 片手を離して周囲のものに手を伸ばす余裕が出てくる
  • つかまり立ちの状態からスクワットのような上下運動を繰り返す
  • 1歩踏み出そうとする前向きな意欲が動きに見られる

これらの前兆が見られてから実際に歩き出すまでには、数週間から数ヶ月かかることもあります。

赤ちゃんの体の様子や機嫌を観察しながら、温かく見守ってあげてください。

赤ちゃんが歩くのはいつから?歩く時期に個人差が出る理由を解説

同じ月齢の赤ちゃんでも歩く時期が異なるのは、決して親御さんの接し方や環境のせいだけではありません。

主に以下のような要素が、歩き始めるタイミングに影響を与える可能性があります。

慎重な性格が影響する可能性

性格が慎重な赤ちゃんは、自分が絶対に転ばないという確信が持てるまで手を離さないことも。

このようなタイプは、いざ歩き出すと、比較的スムーズに安定した歩行に移るケースも多いと言われています。

体の大きさが影響する可能性

平均よりも体が大きめの赤ちゃんは、高い位置にある重心を支えるために、より強い筋力が必要です。

そのため、小柄な赤ちゃんに比べると、バランスを取るのに少し時間が必要なケースも考えられます。

赤ちゃんはいつから歩く?歩く練習を安全にサポートする環境づくりを紹介

無理に赤ちゃんを歩かせる必要はありませんが、安心して一歩を踏み出せる環境を整えることは大切です。

以下のポイントを参考に、お部屋をチェックしてみましょう。

赤ちゃんの歩行をサポートする環境づくり
  • つまずきの原因になる床の上の玩具や配線を片付ける
  • 家具の角にクッション材などのガードを貼って怪我を防ぐ
  • 足の指の感覚を養うために室内ではできるだけ裸足で過ごす

歩行器の使用については、つま先立ちの癖がつく可能性も指摘されているため、長時間の利用は避けるのが望ましいでしょう。

赤ちゃんが自分の力で立ち上がろうとする動きを応援してあげてください。

赤ちゃんがいつになっても歩かない時は?小児科を受診したほうが良いケースや目安を紹介

「いつまでも歩かないけれど、何か病気が隠れているのでは?」と心配になることもあるでしょう。

医師の診察を検討すべき具体的な目安を紹介します。

1歳半になっても歩かない場合の対応

1歳6ヶ月になってもひとり歩きをしない場合は、一度小児科や地域の健診で相談することをおすすめします。

多くの場合、個人差の範囲内であることが多いですが、股関節の様子や筋肉の張り具合を確認してもらうことで安心につながるでしょう。

また、赤ちゃんの歩く時期だけでなく、言葉の理解や視線の合い方など、全体的な発達のバランスを確認することが大切です。

気になることがあれば、母子手帳にメモをしておくと診察がスムーズに進みます。

歩く前の赤ちゃんに関するよくある質問

赤ちゃんは、早く歩き始めたほうが運動神経が良くなりますか?

歩き始める時期と将来の運動神経に直接的な相関関係はないと考えられています。

早く歩くことよりも、ハイハイなどで全身をしっかり動かす経験を積むことが大切です。

靴を履かせると嫌がって歩きません。どうすれば良いですか?

赤ちゃんにとって靴は違和感があるものです。

まずは室内で柔らかい素材の靴を履く練習をしたり、裸足に近い感覚のベビーシューズを選んだりして、少しずつ慣らしてあげましょう。

ハイハイをせずに座ったまま移動しますが大丈夫ですか?

シャフリングベビーと呼ばれる、お尻で移動するタイプの赤ちゃんかもしれません。

このタイプは歩き出しがゆっくりになる傾向がありますが、自然に歩き始めることが一般的です。

発達の状況を確認するために一度小児科で相談してみるのが良いでしょう。

【まとめ】赤ちゃんがいつ歩くかは個人差が大きく1歳半頃までが目安!不安な時や迷った時はオンライン診療を使って相談してみよう

赤ちゃんが歩き始める時期は、1歳前後から1歳半頃までと非常に幅広く、その子の個性や性格が大きく反映されます。

周りと比べて焦る必要はなく、まずはつかまり立ちや伝い歩きができているかといった、一歩手前のステップに目を向けてあげてください。

この記事のまとめ
  • 1歳半頃までにひとり歩きを始める子が全体の約9割以上である
  • 歩く時期は性格や体格の影響による大きな個人差がある
  • 心配なときは動画を用意して医師に相談する

「病院へ行くほどではないけれど、医師の意見が聞きたい」という場合には、小児科オンラインサービスあんよを選択肢としてご検討ください。

ご自宅でリラックスしているお子さんの動きをカメラ越しに確認したり、普段のハイハイの様子を録画した動画を医師に見せたりすることができます。

通院の負担や待ち時間を抑えつつ、まずは自宅から専門家に相談したい場合の選択肢として活用してみてください。

お子さんのペースで進む成長を、ゆったりとした気持ちで応援していきましょう。

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