手足口病の初期症状とは?見分け方や受診の目安を解説

手足口病の初期症状とは?見分け方や受診の目安を解説 (1)

「子どもの手足にポツポツがある」「これって手足口病の初期症状かな?」

急な発疹を見ると、不安に感じますよね。

手足口病は夏場を中心に流行するウイルス性の感染症です。

特効薬がないため、早めの気づきとホームケアがとても大切になります。

本記事では、手足口病の初期症状の特徴や他の病気との違いを解説します。

受診の目安もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

手足口病の初期症状で見られる体の変化

手足口病は、ウイルスが体に入ってから3〜5日ほどの潜伏期間があります。

手足口病の初期症状は口の中や熱から始まり、ほとんどの発病者は3~7日のうちに治る病気です。

口の中の痛みや食欲の低下

手足口病の初期症状として、口の中に小さな水ぶくれができることがあります。

子どもが「急にご飯を嫌がる」「よだれが多くなった」と感じることがあれば、口の中に痛みがあるサインと考えられます。

まだ手足に発疹が出ていない段階でも、喉の奥に赤みが見られることが多いです。

38度以下の微熱から始まることが多い

発疹の出現と前後して、38度以下の熱が出ることがあります。

手足口病による発熱はそれほど高くならないことが特徴です。

数日で自然に下がることがほとんどでしょう。

熱が出ないまま発疹だけが現れるケースも珍しくありません。

そのため、熱の有無だけでなく顔色や機嫌をよく観察してあげてください。

手足口病の初期症状と似た病気の見分け方

子どもの体に発疹が出ると、あせもや虫刺されと迷ってしまいますよね。

手足口病の特徴は、手のひらや足の裏に出る2~3mm程度の赤い発疹です。

少し盛り上がっており、水ぶくれになることもあります。

他のよくある病気との違いを一覧で確認してみましょう。

スクロールできます
病気の名前発疹が出やすい場所発疹の特徴
手足口病手のひら・足の裏・口内水ぶくれのような赤い発疹
ヘルパンギーナ口の中の喉の奥強い赤みと小さな水ぶくれ
あせも首回り・お腹・関節小さな赤いブツブツ
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手足口病は何日で治る?症状の経過と回復の目安

「いったいいつまで続くんだろう」と不安になる親御さんも多いのではないでしょうか。 手足口病の多くは、発症から3~7日ほどで自然に回復します。

一般的な症状の経過と、回復の目安を整理すると次のようなイメージです。

感染から発症まで(潜伏期間:3〜5日

ウイルスが体に入っても、すぐには症状が出ません。

この間は元気に見えていても、すでに他の人にうつる可能性があります。

発症初期(1〜2日目)

口の中の痛みや微熱から始まることが多いです。

手足の発疹がまだ出ていない段階でも、よだれが増えたり食欲が落ちたりすることがあります。

症状のピーク(2〜4日目)

手のひら・足の裏・口の中に発疹や水ぶくれが出てきます。

口の痛みが強く、食事や水分を嫌がるお子さんも多い時期です。

発熱がある場合も、このころに落ち着いてくることがほとんどです。

回復期(5〜7日目以降)

発疹の赤みが引き、水ぶくれが少しずつしぼんで消えていきます。

口の痛みも和らぎ、食欲が戻ってきたら回復のサインと考えていいでしょう。

なお、症状が治まった後も2〜4週間程度は便の中にウイルスが残ります。
保育園に戻った後も、おむつ替えの後はしっかり手洗いを続けてください。

もし高熱が続いたり、ぐったりしている場合は合併症の恐れもあるため、医療機関への受診を検討してください。

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手足口病の感染経路と家族への感染を防ぐ対策

手足口病は、くしゃみなどの飛沫感染や、手が触れ合う接触感染で広がります。

さらに、便からウイルスがうつる経口感染にも注意が必要です。

特に初期症状が治まった後も、しばらくは便の中にウイルスが残ります。

家族内での二次感染を防ぐために、以下の対策を取り入れましょう。

手足口病の感染対策
  • おむつ替えの後は石鹸で念入りに手を洗う
  • 家族間でもタオルやコップの共有を避ける
  • おもちゃやドアノブなどよく触れる場所を拭き掃除する
  • 食事の際は食器の使い回しをしない

また、手足口病は大人にもうつる可能性があります。

大人がかかると、足の裏の痛みが強く出て歩くのが辛くなることも少なくありません。

子どもの看病をする際は、こまめな手洗いを徹底してください。

なお、感染から1〜2ヶ月後に爪がはがれる現象(爪甲脱落症)が起きることもあります。

これは自然に新しい爪が生えてくるため、過度な心配は不要と考えられます。

自宅で様子を見るか迷った時の受診の目安

手足口病そのものに対しては、ウイルスを直接効く薬はありません。

基本的には自宅で安静に過ごすことで回復を待つことになります。

しかし、中には注意が必要なケースもあるため気をつけてください。

受診の目安
  • 口の痛みが強く水分が全く取れない
  • おしっこの回数や量が明らかに減っている
  • 高熱が2日以上続き元気がなくなっている
  • 何度も吐いてしまいぐったりしている
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このような場合は、脱水症状やまれな合併症の可能性も考えられるので、早めに医療機関への受診を検討してください。

「病院に行くべきか迷う」「下の子を連れての外出が大変」という時もあるでしょう。

そのような場合は、スマホから医師に相談できるオンライン診療も選択肢の一つです。

手足口病に関するよくある質問

発疹が残っていても保育園に行けますか?

厚生労働省「保育所における感染症対策ガイドライン」によると、熱が下がって普段通りの食事が取れるようになっていれば、登園は可能とされています。

ただし、園独自のルールがある場合も多いため、事前に電話などで確認しておくと安心です。

喉が痛くて食べられない時はどうすれば良いですか?

オレンジジュースなど酸味があるものは、口の中の刺激になるため避けてください。

ゼリーや冷ましたおじや、お豆腐など、喉越しの良いものを少しずつ与えてみましょう。

お風呂(入浴)はいつも通りに入っても大丈夫ですか?

熱がなく元気であれば、お風呂に入っても問題ないと考えられます。

ただし、お湯が熱すぎると発疹の痛みや痒みが増すことがあるため、ぬるめのシャワーでサッと洗い流す程度にするのがおすすめです。

手足口病の初期症状は口内の痛みから!見逃さず適切なケアを

手足口病は特効薬がないため、初期症状を早く見つけることが大切です。

早めに気づくことで、食事の工夫など子どもの負担を減らすケアができます。

この記事のまとめ
  • 手足口病の初期症状は口内の痛みや38度以下の微熱から始まることが多い
  • 手のひらや足の裏に水ぶくれのような2〜3mmの赤い発疹が現れる
  • 飛沫感染や接触感染のほかに便からの経口感染にも注意して手洗いをする
  • 水分が全く取れない場合やぐったりしている時は早めに医療機関へ相談する
  • 熱が下がり普段通りの食事が取れるようになれば保育園への登園は可能と考えられる

「熱はないけれど病院に連れて行くべきか迷う」と悩む親御さんも多いはずです。

移動や待ち時間の負担が少ない小児科オンラインサービスあんよの活用も、ぜひ検討してみてくださいね。

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