子どもの咳や鼻水が続いていても、熱がない場合は「風邪の治りかけ」や「軽いアレルギー」が原因であるケースも考えられます。
機嫌がよく食欲があれば、自宅での様子見が可能な場合もありますが、「大丈夫だろう」と過信するのは危険です。
放置すると症状が悪化し、より専門的な治療が必要になる可能性も否定できないため、症状が続く、または悪化する場合は、医療機関の受診を検討しましょう。
登園の基準は、一般的には軽い咳や鼻水では「OK」の場合が多いですが、必ず通っている施設のルールを確認してください。
熱はないのに子どもの「咳・鼻水」が続く!主な4つの原因
熱はないけれど、咳と鼻水だけが続く場合に考えられる原因は、以下の4つが挙げられます。
最も多いのは風邪ですが、アレルギーなど他の原因も考えられます。
ただし、これ以外の可能性も十分に考えられるので、症状が続く場合は医師にご相談ください。
風邪の治りかけ・軽症の風邪
風邪のウイルスの影響で、気道の炎症だけが残っている状態です。
熱は下がったけれど、咳や鼻水だけが1〜2週間ほど続くことは珍しくありません。
これは、体に入ったウイルスや異物を外に出そうとする防御反応です。
アレルギー性鼻炎・花粉症
透明でサラサラした鼻水が出る場合は、アレルギーの可能性があります。
目のかゆみやくしゃみを伴うことも多いです。
鼻水がのどの奥に流れることで、咳が誘発されることもあります。
後鼻漏(こうびろう)
鼻水がのどのほうへ垂れ落ちてくる状態を「後鼻漏」と言います。
仰向けに寝ると咳き込むのが特徴です。
朝起きた時に、タンが絡んだような咳をすることがよくあります。
咳喘息(せきぜんそく)
「ゼーゼー」という音はしませんが、咳だけが続く喘息です。
夜中や明け方に咳き込むことが多くなります。
放置すると気管支喘息に移行する可能性も指摘されています。
医師と相談し、適切な治療方針を決定することが大切です。
保育園・幼稚園に行かせても大丈夫?登園の判断基準リスト
一般的には、熱がなく、食欲と元気があれば登園は可能とする園が多いです。
ただし、咳がひどくて給食が食べられない場合や、夜眠れていない場合はお休みさせましょう。
一般的な目安は以下の通りですが、必ず通っている園のルールを確認してください。
| チェック項目 | 登園の目安 | 理由・ポイント |
|---|---|---|
| 機嫌・食欲 | 普段通りなら登園OK | 全身状態が安定していると考えられる |
| 発熱 | 解熱日24時間経過でOK | 熱のぶり返しがないか確認するため |
| 咳・鼻水 | 頻回でなければOK | マスクなどで飛沫対策をしましょう |
| 睡眠 | 夜眠れていればOK | 睡眠不足なら免疫力が落ちるため休息が必要 |
特に発熱後は無理をさせないように、注意深く様子を見てあげましょう。
「薬を飲ませてください」はNG?園でのルールを確認して
保育園で薬を飲ませる行為は、保育所保育指針で厳密にルールが定められています。
- 医師の処方薬に限る
- 与薬依頼票(医師名、薬の種類、内服方法などを明記)が必要
- 他の子どもが誤って飲まないよう厳重に管理
- 複数の保育士が慎重に確認したうえで飲ませる
このように、園の負担も大きいので家庭で飲ませることが推奨されるケースが多くあります。
病院で薬をもらう際には、園のルールに合わせて「1日2回の服用」での処方を相談してみましょう。
【受診の目安】肺炎かも?熱がなくても病院へ行くべきサイン
熱がなくても、呼吸が苦しそうな場合は速やかに医療機関の受診をご検討ください。
【緊急度:高】呼吸の状態や顔色で確認!急いで受診が必要なケース
以下の症状がある場合は、すでに肺炎や気管支炎を起こしている可能性があります。
- 小鼻を膨らませて呼吸をしている
- 息をするたびに肋骨の間がペコペコ凹む
- 咳き込んで水分が摂れない
- 「ケンケン」という犬やオットセイのような咳をする
- 顔色が悪い、または唇が紫色になっている
これらのサインが見られたら、夜間でも救急相談などを検討してください。
放置は悪化してしまうかも?日中の受診がおすすめなケース
以下の場合は緊急ではありませんが、悪化を防ぐためにも一度受診をおすすめします。
- 鼻がつまって口呼吸をしている
- 鼻水を頻繁にすすっている
- 痰がからんで苦しそうな咳が出る
- 寝ている間に何度も咳が出る
放置すると肺炎や気管支炎、中耳炎などの悪化を招く心配があります。
適切な治療によって症状の緩和が期待できるため、他の病気の見逃しを避けるためにも、一度受診を検討しましょう。
【緊急度:低】子どもの機嫌と水分摂取がカギ!急いで受診しなくてもよいケース
以下の状態であれば緊急性は低いので、自宅で様子見で回復するケースもあります。
- 水分が適切に摂れている
- 咳が出るが苦しそうではない
- 鼻水は出るがつまっているわけではない
- よく眠れている
- 機嫌や遊ぶ様子が普段とあまり変わらない
あまり激しい運動はさせず、ゆっくり過ごしながら様子を見るようにしましょう。
少しでも悪化がみられる、症状が続くなどの場合には医療機関の受診を検討してください。
二次感染のリスクを軽減!熱がない時こそ「オンライン診療」が選択肢となる理由
「病院に行くほどではないけれど、咳止めや鼻水の薬は欲しい」という場合は、小児科のオンライン診療が有効です。
熱がないのに病院へ行くと、インフルエンザなどの感染症をもらってしまうリスクがあります。
待ち時間も長いと子どもも飽きてしまって、親子で疲れ果ててしまいますよね。
オンライン診療なら、自宅にいながら医師の診察を受けられます。
ビデオ通話で医師が診療!自宅で薬が受け取れる
オンライン診療では、スマホのビデオ通話で医師がお子さんの様子を確認します。
呼吸の状態や顔色を見て、適切な薬(咳止め、去痰薬、アレルギー薬など)が処方されます。
処方された薬は自宅のポストに届くため、薬局へ行く手間もかかりません。
医師が対面受診が必要だと判断した場合は、すぐに近隣の病院を案内するので安心です。
【Q&A】子どもの熱なし・咳・鼻水にまつわる疑問をチェック!
- お風呂に入っても大丈夫?
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一般的には熱がなく元気であれば、お風呂に入っても問題ないとされています。
ただし、長湯は体力を消耗するため、ぬるめのお湯で短めに済ませましょう。
湯気で気道が加湿されるため、咳や鼻づまりが楽になる効果もあります。
心配な場合は、医療機関に相談して指示を仰ぎましょう。
- 市販の風邪薬を使ってもいい?
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市販薬にも使用できるものがありますが、子どもは大人に比べて薬の成分に敏感なので年齢制限を必ず確認してください。
特に、同時に複数の種類の薬を飲ませてしまうのは危険です。
できるだけ自己判断での服用は避け、医師に相談して処方薬をもらうようにしましょう。
- 部屋の湿度はどれくらいがいい?
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咳や鼻水のケアには、部屋の加湿がとても重要です。
湿度は55〜60%を目安に保ちましょう。
空気が乾燥すると、のどの粘膜が弱まり、ウイルスの排出機能が低下してしまいます。
ただし、加湿のしすぎや加湿器の汚れはカビの原因となり、肺炎を引き起こす可能性があるので注意しましょう。
咳と鼻水が長引くなら対面受診の前にまずはオンライン相談を
「熱なし・咳・鼻水」の症状は、最短で数日で治ることもあれば、アレルギーなどで長引くこともあります。
熱がないからといって放置せず、お子さんが楽になるようにケアしてあげることが大切です。
- 熱なしの咳・鼻水は風邪の残りやアレルギーが主な原因
- 機嫌がよく食欲があれば、保育園への登園は可能
- 呼吸が苦しそうなサインがある場合はすぐに受診が必要
忙しくて病院に行く時間がない方や、待合室での二次感染が心配な方は、ぜひ小児科オンライン診療サービスあんよをご活用ください。

