新生児が鼻づまりで「フガフガ」いうときは病院に行くほうがいい?対処法も解説

新生児が鼻づまりで「フガフガ」いうときは病院に行くほうがいい?対処法も解説

「スースー」ではなく「フガフガ」という独特な呼吸音が、新生児期の赤ちゃんの鼻から聞こえるのは鼻づまりが原因です。

新生児は鼻腔が狭く鼻の粘液も敏感なため、鼻づまりを起こしやすいと考えられています。

家庭でのケアで鼻づまりによる不快感が和らぐ可能性もあるので、紹介する対処法を参考に無理のない範囲で試してみましょう。

呼吸時に胸が凹み、元気がない場合は速やかに医療機関へ相談してください。

目次

新生児の鼻づまりでの受診の目安

おうちで様子を見ていいのか、病院へ行くべきか迷った際は、以下の表を参考にしてください。

赤ちゃんの全身の状態を観察することが大切です。

状態のレベル赤ちゃんの様子対応の目安
家で様子を見るミルクを飲めていて機嫌が良い家庭での加湿や鼻水ケア
受診を検討鼻づまりで授乳が途切れる小児科へ相談
速やかな受診が必要呼吸時に喉の下や胸が凹むすぐに医療機関へ相談

これらは一般的な目安なので、判断に迷う場合は早めに医師に相談してください。

新生児の鼻づまりで注意が必要な呼吸の症状

「フガフガ」という音以外に以下のような様子が見られる場合は、赤ちゃんが呼吸を頑張りすぎているサインの可能性があります。

注意が必要な新生児の症状
  • 息を吸うときに小鼻がピクピクと大きく広がる
  • 胸や鎖骨の上がペコペコと凹むような呼吸をする
  • ミルクを飲む力が弱く、すぐに疲れて泣いてしまう
  • 唇や顔の色が青白く、元気がなくなっている

このような症状が見られる場合は、悪化する前に早めに医療機関への受診を検討しましょう。

夜間など外出が困難な場合は、スマートフォンのビデオ通話を使ったオンライン診療も選択肢の一つです。

実際の呼吸の様子を医師に見せることで、状況に応じたアドバイスを得やすくなります。

新生児が鼻づまりで「フガフガ」という音がする主な原因

新生児は体の構造が未発達な部分が多く、音が鳴る条件が揃いやすくなっています。

新生児の鼻腔が非常に狭いため

新生児の鼻腔は驚くほど小さく、大人の小指の先も入らないほどの狭さです。

ほんの少しの鼻水や粘膜の腫れがあるだけで、空気の通り道がふさがれ、鼻づまりになってしまいます。

狭い隙間を空気が通る際に、あの「フガフガ」という振動音が発生しやすくなるのです。

新生児の鼻の粘膜が敏感で鼻水が出やすいため

赤ちゃんの鼻の粘膜は非常にデリケートで、少しの温度変化やホコリにも反応します。

外の刺激から守ろうとして鼻水が分泌されますが、赤ちゃんは自分で鼻をかむことができません。

溜まった鼻水が奥で動くことで、音が反響して「フガフガ」と大きく聞こえることがあります。

新生児は口呼吸がまだ上手ではないため

新生児は主に鼻で呼吸をしており、口で上手に息を吸うことがまだ苦手です。

鼻が少し詰まっている状態でも一生懸命に鼻で呼吸をしようとします。

その努力が「フガフガ」「ブーブー」といった力強い呼吸音として聞こえる一因と考えられます。

新生児の鼻づまりで試したい家庭での対処法

フガフガしてしまう新生児が少しでも楽に過ごせるよう、家庭でできる対処法をご紹介します。

無理のない範囲で、優しくケアしてあげましょう。

部屋の湿度を50パーセントから60パーセントに保つ

空気が乾燥すると鼻水が固まり、鼻づまりを悪化させる原因になります。

加湿のポイント
  • 加湿器を50~60%に設定して使用する
  • 濡れたタオルを室内に干す
  • 赤ちゃんにエアコンなどの風が当たらないようにする

特に冬場エアコンを使用する際は、意識的に加湿をするとよいでしょう。

お風呂上がりに市販の鼻吸い器で優しく吸引する

入浴後は蒸気で鼻水が柔らかくなり、奥に溜まったものも手前に出てきやすくなります。

このタイミングで市販の鼻吸い器を使用すると、赤ちゃんの不快感の軽減につながるでしょう。

鼻吸い器を使うときのポイント
  • 生後すぐから使える鼻吸い器を選ぶ
  • 頭を固定して鼻の入り口付近の鼻水を優しく吸い取る
  • 入浴できない場合は、蒸しタオルを鼻の下にしばらく当ててから行う

赤ちゃんの鼻の粘膜を傷つけないよう、無理に押し込まず短時間で済ませるよう心がけてください。

授乳時や寝かせるときに上体を少しだけ高くする

完全に横になった姿勢よりも、少し上体を起こしたほうが呼吸時の負担が軽減されると考えられています。

授乳の際や、寝かせるときに頭の下に薄手のタオルを敷いて、緩やかな傾斜を作ってみてください。

このとき、首がカクンと折れ曲がらないよう、背中から全体を支えるように調整しましょう。

新生児の鼻づまりに関するよくある質問

鼻吸い器は毎日使っても大丈夫ですか?

様子を見ながら、毎日の授乳前やおやすみ前など必要な時に使用すると、赤ちゃんの不快感を減らす一助となります。

赤ちゃんの機嫌が悪いときには、無理をせず軽く拭き取る程度にしておくほうがよいでしょう。

強く吸いすぎると粘膜を痛める可能性があるため、優しく行うことを心がけてください。

綿棒で奥の方まで掃除してもいいですか?

見えない奥の方まで綿棒を入れるのは、粘膜を傷つける恐れがあるため避けてください。

入り口付近に見えている鼻づまりを、オイルをつけた綿棒で優しく絡め取る程度に留めておきましょう。

鼻水の吸引だけで病院へ行ってもいいですか?

呼吸の状態に心配な様子が見られなければ、家庭でのケアを続けてみてもよいでしょう。

一般的に生後1カ月未満の新生児は、特別な理由がない限り外出は控えたほうが良いとされています。

ただし、自宅での鼻吸いがうまくできず不安な場合は、無理せず専門家に相談してみてください。

フガフガという音はいつ頃まで続きますか?

成長とともに鼻腔が広がり、口呼吸も上手になってくる生後3カ月から半年頃には落ち着くことが多いです。

成長に伴う一時的な現象であることがほとんどですので、焦らず様子を見守ってあげてください。

新生児の鼻づまりでの「フガフガ」には自宅でのケアも試してみよう!困ったらオンライン診療も活用を

新生児期の赤ちゃんの鼻づまりで「フガフガ」と音がして気になるときは、全身の状態を確認しましょう。

この記事のまとめ
  • ミルクの飲みや機嫌に問題がないか全身を観察する
  • 部屋の湿度を適切に保ち鼻水の乾燥を防ぐ
  • 入浴後の鼻吸い器で入り口の鼻水を優しく取り除く

新生児期は鼻づまりを起こしやすいので、家庭でのケアも試してみてください。

多くの場合は成長とともに落ち着いていきますが、呼吸が苦しそうな場合は専門医に相談しましょう。

夜間や受診を迷う場合は、小児科オンライン診療あんよも検討してみてください。

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