赤ちゃんの鼻水で病院へ|医師に伝えること・持ち物と受けられる処置

赤ちゃんの鼻水で病院へ|医師に伝えること・持ち物と受けられる処置

夜中に赤ちゃんが鼻づまりで何度も起き、ミルクも途中でやめてしまう。そんな姿を見ると、明日は赤ちゃんを小児科へ連れて行くべきかとドキッとしますよね。赤ちゃんの鼻水で病院に行くかは、鼻水の量より「飲めるか・眠れるか・息は楽か」で決まるものです。慌てずに、今の赤ちゃんの様子をメモするところから始めてみてくださいね。

受診すると決めたあとに要ることは、次の5つです。目安そのものを詳しく知りたいときは、赤ちゃんの鼻水の原因と受診の目安の記事が役に立ちます。

  1. 受診の目安|息が苦しそう・ぐったりしているなら夜でも救急へ
  2. 医師に伝えること|いつから・鼻水の色・熱や咳・飲みと眠り・家でしたこと
  3. 持ち物|マイナ保険証か資格確認書と、子ども医療証
  4. 病院でしてもらえる処置と薬|鼻水の吸引・耳の確認・薬の処方
  5. 帰ってからの続け方|もう一度行くサインを帰る前に聞いておく
小児科オンライン診療あんよの詳細はこちら
本記事の編集方針について

あんよマガジンは、編集方針に基づき、公的機関の発表資料や学会ガイドライン等の一次情報を確認したうえで記事を制作しています。

※本記事には、当社が運営する小児科オンライン診療「あんよ」のサービス紹介(広告)を含みます。

本記事は、疾患や症状に関する一般的な医学情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療方針を示すものではありません。また、特定の医薬品・医療機器・治療法の効果を保証・推奨するものでもありません。気になる症状やご不安がある場合は、自己判断せず、医療機関にご相談ください。

なお、本記事の内容は公開時点の情報に基づいており、最新の医学的知見や制度改正により変わる場合があります。

当社は記事制作にあたり、医療法、医療広告ガイドライン、医薬品医療機器等法(薬機法)、健康増進法、景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)等の関係法令・指針を踏まえて制作しています。

目次

赤ちゃんの鼻水で病院に行くべき?4つの段階で今の様子を当てはめる

赤ちゃんの鼻水で病院に行くかどうかは、呼吸・飲み・眠りの様子で決まります。鼻水は風邪のときによく出ますが、アレルギーなど別の原因もあるものです。今の様子を、次の4段に当てはめてみましょう。

段階赤ちゃんの様子
夜でも救急外来へ(息が苦しそうなら119番)息が苦しそう(肩で息をする、胸がへこむ陥没呼吸)、ぐったりして反応が鈍い、半日以上水分がとれない、生後3か月未満の赤ちゃんに熱がある(予防接種のあとの熱は除く)
今夜のうちに#8000へ電話で相談上の様子はないが、今夜動くか明日まで待つかを迷う
診療時間内に受診鼻づまりで母乳やミルクが飲みにくい、眠れない、熱が3日目に入った、耳を触ってぐずる、鼻水が10日以上続く
家で様子を見る母乳やミルクが飲めて、眠れていて、機嫌もいつもどおり

表の段は、次の資料をもとに、夜に動くかどうかの目安としてこの記事で整理しました。

  • 息が苦しい・ぐったりしている・半日以上水分がとれない|日本医学会連合の提言が「緊急性により初診からのオンライン診療に適さない状態」に挙げ、ただちに、またはできるだけ早く対面で診てもらうべき状態としています[1]
  • 鼻づまりで飲めない・眠れない、生後4か月未満の熱、熱が3日目以降|同じ提言が、検査や処置が要るなどの理由で初診からのオンライン診療に適さない状態に挙げています
  • 生後3か月未満の熱|厚生労働省の講習資料が「時間外でも早めに受診」する目安に挙げています[2]。日本小児科学会のこどもの救急でも、38℃以上なら急患診療所へ行くよう案内しています[3]
  • 耳を触ってぐずる|中耳炎の耳の痛みの手がかりになることがあります(後の見出しで説明)
  • 10日以上続く鼻水|厚生労働省の手引きが、抗菌薬(抗生物質)を使うかを考える経過の一つに挙げています。手引きの乳幼児向けの内容は生後3か月以降が対象です[4]

つまり分かれ目は、鼻水そのものより「赤ちゃんが飲めているか・眠れているか」。家で様子を見る段でも、気になることがあれば診療時間内に診てもらってかまいません。

注意

息が苦しそう、ぐったりしているときは、夜でも救急外来の受診や119番への連絡を考えてください。生後3か月未満の赤ちゃんの熱(予防接種のあとを除く)も、翌朝まで待たずに夜でも救急外来や急患診療所で診てもらいましょう。迷うときは#8000に電話で相談できます。

夜に迷ったら#8000に電話で相談できる

今夜のうちに動くか、明日の診療時間まで待つかで迷ったら、小児救急電話相談の#8000が使えます。小児科医や看護師から、赤ちゃんの症状に応じた対処の仕方や、受診先の助言を受けられる窓口です[5]。

#8000を押すと、住んでいる都道府県の窓口に自動でつながります。実施時間帯は自治体によって異なるため、時間帯によってはつながらないこともあります。そのときは、赤ちゃんの息が苦しそう・ぐったりしているなら救急外来か119番、そうでなければ翌日の診療時間に小児科へ行く、と決めておくと、迷わずに動けるでしょう。ただし生後3か月未満の赤ちゃんの熱(予防接種のあとを除く)は、翌日まで待たずに夜でも診てもらってください。

何科に行く?小児科と耳鼻科(耳鼻咽喉科)は目的で選ぶ

赤ちゃんの鼻水で何科に行くかは、何をしてほしいかで決めると選びやすくなります。

  • 赤ちゃん全体の様子を診てほしい|熱や咳もあるなら、かかりつけの小児科
  • 鼻水を吸ってほしい|耳が気になるときも含めて耳鼻咽喉科(耳鼻科)

小児科でも鼻水の吸引をしているところはあり、対応は医療機関ごとに違います。何科を選ぶかの詳しい考え方は、赤ちゃんの鼻水で何科に行くかをまとめた記事を読んでみてください。

赤ちゃんの鼻水で受診するとき、医師に伝えることは?5つをメモしておく

受診の前に5つのことをメモしておくと、短い診察でも赤ちゃんの様子が医師に伝わります。厚生労働省の「上手な医療のかかり方」でも、いつもとどう違うかを伝えることが大切とされています[2]。

伝えること伝え方の例
いつから(何日目か)3日前の夜から透明な鼻水。昨日から黄色っぽくなった
鼻水の色(黄色・緑色・透明)と粘り黄色で粘りがあり、朝起きたときに多い
熱・咳など鼻水以外の症状2日前に38.2℃、今朝は37.0℃。夜に咳が出る
飲み・眠り・機嫌ミルクがいつもの半分。鼻づまりで1〜2時間おきに起きる
家でしたこと・使った薬鼻吸い器で1日4回吸った。家にあった薬は使っていない
赤ちゃんの鼻水で病院に行くときに医師に伝える5つのこと(いつから・色と粘り・熱や咳・飲みと眠りと機嫌・家でしたこと)

体温やミルクの量は、その日の値より「何日から、どう変わってきたか」が医師の手がかりになるので、日付と一緒に書いておきましょう。

鼻水の色と粘りは、見たままを言葉にする

黄色や緑色の鼻水が出ると心配になりますが、赤ちゃんの鼻水の色だけで病気は決まりません。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、幼児の鼻副鼻腔炎(鼻の奥にある空洞に炎症が起きる病気)の特徴として、黄色や緑色のドロッとした鼻水が続くことを挙げています[6]。

このページは幼児向けの説明ですが、赤ちゃんでも色より経過を見ておくと、医師に伝えやすくなります。色が変わった日をメモし、診察のときに鼻水が止まっていることもあるので、スマホで写真を1枚撮っておきましょう。

保育園に通っているかと、耳を触るしぐさも伝える

小児急性中耳炎診療ガイドライン2024年版は、急性中耳炎の診断に十分な問診を推奨しています。本人やきょうだいが保育園などに通っていると、原因が薬の効きにくい菌(薬剤耐性菌)である可能性が高いとされ、治療を選ぶ手がかりになるためです。

話せない赤ちゃんでは、耳を押さえる・こする・ひっぱるしぐさも耳の痛みを推し量る手がかりです。ただし中耳炎だけに見られるしぐさではないともされています[7]。

飲んでいる薬や、薬で具合が悪くなった経験があれば、それもメモに加えてください。

赤ちゃんを小児科に連れて行くときの持ち物は?保険証の扱いも確かめる

持ち物の中心は、保険の資格を確かめるものと子ども医療証です。2026年8月以降、期限が切れた従来の健康保険証は受付で使えなくなりました。

持ち物用意する理由
マイナ保険証または資格確認書保険の資格を確かめるため
子ども医療費受給者証(子ども医療証)お住まいの自治体の医療費助成を受けるため
母子健康手帳予防接種や成長の記録を医師と確かめるため
お薬手帳飲んでいる薬や前回の処方を正確に伝えるため
おむつ・着替え・授乳の用意待ち時間の授乳やおむつ替えのため
5つのメモと鼻水の写真診察での伝え漏れを防ぐため

上の2つがそろえば、受付の手続きには足ります。

マイナ保険証か資格確認書を、保護者が提示する

厚生労働省によると、従来の健康保険証の有効期限は2025年12月1日で終わりました。期限切れの保険証を持参した人への暫定の対応も、2026年7月31日で終了しています。受付で見せるのは、マイナ保険証か、持っていない場合は資格確認書です[8]。

デジタル庁の資料でも、保護者が子どもを医療機関に連れて行く場合はマイナ保険証を提示するとされています[9]。赤ちゃんがマイナ保険証を持っていないなら、赤ちゃんの資格確認書を持って行きましょう。

子ども医療証は、対象年齢と自己負担が自治体で違う

こども家庭庁の調査では、2024年4月1日時点で、全ての都道府県と市区町村が子どもの医療費の助成をしていました[10]。

ただし、対象になる年齢や窓口での自己負担は自治体ごとに違います。手元の証の有効期限も確かめておきましょう。

小児科オンライン診療あんよの詳細はこちら

赤ちゃんの鼻水を吸ってもらうためだけに病院へ行ってもいい?

家の鼻吸い器で赤ちゃんの鼻水を取りきれないときは、病院で鼻の処置(鼻水の吸引)を受けることができます。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、子どもの鼻副鼻腔炎の治療として、耳鼻咽喉科で鼻汁の吸引などの鼻の処置を行うと説明しています[11]。

赤ちゃんの鼻水を家で取りきれないとき、対面の医療機関で吸引してもらい、家で鼻吸いを続ける流れ

鼻の吸引は対面の医療機関で受ける処置で、オンライン診療ではできません。画面越しの相談は「受診が必要か」を決める場面で使いましょう。

鼻吸いのために病院へ行くのが向いているとき

次のようなときは、医療機関で赤ちゃんの鼻の処置を相談してよい場面です。

  • 鼻づまりで母乳やミルクが途中で止まる
  • 鼻が詰まって眠れず、何度も起きる
  • 家の鼻吸い器では奥の鼻水が取れない
  • 鼻水と一緒に、耳を気にするしぐさがある

耳については、小児急性中耳炎診療ガイドライン2024年版が、鼻の病気を併せ持つ急性中耳炎では鼻の処置も併せて行うことが治療の選択肢になるとしています。ただし推奨の強さは「オプション」(選択肢の一つ)で、行うかどうかは保護者の希望も考えて医師と決める位置づけです。赤ちゃんの鼻水を吸えば中耳炎を防げる、と言い切れるものではありません[7]。

受付では「鼻水を吸ってほしい」と目的を伝える

電話や受付では「赤ちゃんの鼻水を吸ってほしい」と目的を先に伝えてください。吸引だけで診てもらえるか、予約が要るかは医療機関で違うため、行く前に確かめると確実です。

通う間隔は、診察した医師の指示に従います。同じガイドラインは、医療機関で鼻の処置をするときの通院費を不利益の一つに挙げ、保護者の希望を考慮するとしています。通うのが負担なら、家での続け方と合わせて医師に相談してかまいません。

赤ちゃんの鼻水で病院に行ったら何をする?してもらえる処置と薬

赤ちゃんの鼻水で小児科や耳鼻科に行くと、診察のあと、鼻水の吸引や耳の確認、必要に応じた薬の処方が行われます。何をするかは、赤ちゃんの症状と医療機関によって違うものです。

処置目的受けられる場所の目安
鼻水の吸引自分でかめない子の鼻水を取る耳鼻咽喉科(小児科でも行うところがある)
耳(鼓膜)の観察中耳炎の有無と程度を確かめる耳鼻咽喉科・小児科など
耳の処置・鼓膜の切開中耳炎で必要なときに膿を出す耳鼻咽喉科
薬の処方症状と診察から医師が必要か判断する小児科・耳鼻咽喉科

赤ちゃんの鼻水で病院に行ったのに耳を診る理由

鼻水で受診したのに赤ちゃんの耳を診るのは、鼻と耳がつながっているためです。急性中耳炎は、鼻の細菌やウイルスが、鼻の奥から中耳につながる耳管(じかん)を通って入ることで起こります[12]。

同じページによると、乳児は痛みを訴えられないため、機嫌が悪くぐずったりするとのこと。治療は抗菌薬の内服や耳の処置で、必要に応じて鼓膜を切開して膿を出す方法も示されています。

黄色い鼻水でも、抗菌薬が出ないことがある

厚生労働省の手引きによると、鼻水や軽い咳が中心の風邪(感冒)では、抗菌薬(抗生物質)は原則として必要ありません。抗菌薬を考えるのは、鼻水が10日以上続く場合や、39℃以上の熱と色のついた鼻水が3日以上続き、ぐったりするなど具合が重く見える場合などです。なお、この手引きの乳幼児向けの内容は生後3か月以降が対象です[4]。

薬が出なかったのは、赤ちゃんを診てもらえなかったという意味ではありません。気になることは、その場で医師に聞いてみましょう。

赤ちゃんの鼻水で受診後、家で続けるケアは?鼻吸いと薬、もう一度病院へ行くサイン

診察から帰ったら、薬を指示どおりに続けながら、鼻吸いで赤ちゃんが飲める・眠れる状態を保ちやすくします。そのうえで、もう一度診てもらうサインを知っておけば、次に迷いにくくなります。

処方された薬と、家での鼻吸いの続け方

薬の量と回数、いつまで続けるかは、処方した医師と薬剤師の説明どおりにしてください。赤ちゃんが途中で元気になっても、自己判断でやめる前に確かめましょう。

注意

薬の量や回数を変えたいときは、自己判断せず処方した医療機関か薬局に相談してください。

家での鼻吸いは、授乳や寝かしつけの前など、赤ちゃんが苦しそうな時間に合わせると続けやすくなります。厚生労働省の講習資料も、家でのケアに加湿や鼻の掃除(鼻汁の吸引)を挙げています[2]。鼻吸い器(吸引器)を使うコツなど、家での対処法は子どもの鼻づまりと家庭でのケアの記事で扱っています。

もう一度受診したいサインと動き方の目安

帰る前に「どうなったら、もう一度来ればよいか」を医師に聞いておくのが確実です。厚生労働省の手引きも、子どもの鼻や喉の感染症では、保護者に病気の自然な経過と再受診の目安を伝えることが大切としています。

家で見えるサイン動き方の目安
息が苦しそう、ぐったりしている、水分がとれない夜でも救急外来・119番
鼻水や日中の咳が10日以上続く診療時間内に受診
いったん良くなったのに、1週間ほどで熱や鼻水・咳がまた悪化した診療時間内に受診
耳を触る・ひっぱる、ぐずりが強い診療時間内に受診(中耳炎の確認)
医師に言われた日数を過ぎても良くならない同じ医療機関で再受診

10日以上続く鼻水や、いったん良くなってからの悪化は、厚生労働省の手引きが抗菌薬を考える経過に挙げています[4]。赤ちゃんの鼻水が長引く、治らないと感じたら、日数を数えておくと、再受診のときに伝えやすくなります。

オンライン診療で相談できる内容と、対面でないとできないこと

オンライン診療は、受診が必要かを相談したり、赤ちゃんの症状を医師に聞き取ってもらったりする場面で役立つ手段です。一方で、鼻の吸引や耳の処置のような、手を使う処置はできません。

厚生労働省の指針は、オンライン診療では対面に比べて得られる情報が限られるとしています。医師は、オンライン診療が適切でないと判断したら、対面の診療に切り替えることが求められています[13]。

オンライン診療で相談できること

  • 赤ちゃんの鼻水の経過や、飲み・眠り・機嫌の聞き取り
  • 対面での受診が必要か、急ぐべきかの相談
  • 対面で診てもらうなら、どこに行くとよいかの考え方
  • 薬の相談(処方するかは診察した医師が判断)

対面の医療機関でないとできないこと

  • 鼻水の吸引、耳の処置などの手を使う処置
  • 耳の中(鼓膜)を直接見る診察
  • 医療機関での検査

日本医学会連合の提言は、初診からのオンライン診療に適さない状態を挙げています。鼻づまりで飲めない・眠れない、息が苦しそう、生後4か月未満の熱、熱が3日目以降、といった様子です[1]。当てはまるときは、対面の医療機関を選びましょう。

反対に、赤ちゃんが飲めて眠れていて、病院へ行くかだけを迷っているときは、オンライン診療で相談するのも一つの選び方です。

注意

オンライン診療では鼻の吸引や処置はできません。吸ってもらうことが目的なら、対面の医療機関を受診してください。

小児科オンライン診療あんよの詳細はこちら

赤ちゃんの鼻水と病院についてよくある質問【FAQ】

Q1. 夜中に赤ちゃんが鼻づまりで起きてしまったら、どうすればいいですか。

まず、息が苦しそうか、水分がとれているかを見てください。

  • 息が苦しそう、ぐったりしている|救急外来の受診か119番
  • 苦しくはないが迷う|#8000に電話で相談
  • 飲めて眠れそう|翌日の診療時間に診てもらうかを考える(生後3か月未満で熱があるときは、翌日まで待たずに夜でも診てもらう)
Q2. 黄色い鼻水が出たら、すぐに病院へ行ったほうがいいですか。

色だけで、急ぐかどうかは決まりません。次のどれかがあれば、医師に診てもらうことを考えてください。

  • 母乳やミルクが飲めない、眠れない、息が苦しそう
  • 黄色や緑色の鼻水が長く続く
  • 熱が続く、耳を触ってぐずる
Q3. 鼻水だけで熱がないとき、保育園は休ませたほうがいいですか。

登園できるかは、通っている保育園の方針によります。明日の朝に迷わないよう、次の3つを今のうちに確かめておきましょう。

  • 入園時の案内にある、休ませる目安と登園の目安
  • 登園するときに、園に出す書類が要るか
  • 病院に行ったら、医師に「明日から登園してよいか」
Q4. 耳鼻科に鼻吸いで通うのは、何回まで続ければいいですか。

回数や間隔は、診察した医師の指示に従います。負担が大きいときは、その医師に相談してかまいません。

Q5. 家の鼻吸い器で赤ちゃんの鼻水を取りきれないのは、使い方が悪いからですか。

使い方だけの問題とは限りません。取りきれずに飲めない・眠れない日が続くなら、病院で鼻の処置を受けることを考えてみてください。

Q6. 赤ちゃんは飲めて眠れているけれど、病院へ行くか迷うときはどうすればいいですか。

診療時間の23時までなら、小児科オンライン診療「あんよ」で、予約に空きがあれば、明日病院へ行くべきかを今夜のうちに医師に相談できます。あんよは日常的な悩みを含めて幅広く相談を受け付けていて、鼻水の経過を伝え、対面で診てもらう必要があるかも聞けます。予約した時間にビデオ通話で提携医療機関の医師の診療を受けるサービスで、電話で助言を受ける#8000とは別の窓口です。

  • 向いている場面|飲めて眠れているが、受診するかを迷う
  • 向かない場面(救急へ)|息が苦しそう・ぐったりしている、生後3か月未満で熱がある(予防接種のあとを除く)→夜でも救急外来か急患診療所、息が苦しそうなら119番(Q1のとおり)
  • 向かない場面(対面へ)|鼻づまりで飲めない・眠れない、生後4か月未満の熱、熱が3日目以降、鼻水を吸ってほしい→対面の医療機関へ
  • 診療時間|6時から23時
  • 予約|LINEで友だち追加して、日時を選ぶ
  • 費用|利用料は無料。診療料は健康保険の対象で、子ども医療費助成も対応している地域で使える(自己負担は自治体で異なる)

診療時間・予約・費用は、あんよ公式サイトで2026年9月21日に確認した内容です。処方が必要かどうかは診察した医師が判断します。対面での受診が必要と言われたときは、その案内に従ってください。

5つのメモを手元に置いたまま、受診が必要かを医師に相談したいときは、小児科オンライン診療サービスあんよへ相談を検討してみてはいかがでしょうか。

【まとめ】赤ちゃんの鼻水で病院へ行くなら、伝えることと帰宅後の続け方を準備する

赤ちゃんの鼻水で病院に行くときは、行く前の準備と帰ってからの続け方まで決めておくと、診察の時間を活かしやすくなります。

この記事のまとめ
  • 赤ちゃんの息が苦しそう・ぐったりしているときは、夜でも救急外来か119番。迷うときは#8000へ
  • 医師には、いつから・色と粘り・熱や咳・飲みと眠りと機嫌・家でしたことの5つを伝える
  • 持ち物はマイナ保険証または資格確認書と子ども医療証、母子健康手帳、お薬手帳
  • 家で取りきれない鼻水は、病院で鼻の処置(吸引)を受けられる。通う間隔は医師の指示に従う
  • 帰る前に「どうなったらもう一度来ればよいか」を医師に聞いておく

今夜できるのは、赤ちゃんの様子を日付と一緒にメモしておくことです。

最終更新:2026年9月28日


出典一覧

  1. 日本医学会連合「オンライン診療の初診に関する提言」2021年6月1日版 ↩
  2. 厚生労働省「上手な医療のかかり方」講習スライド(2026年9月21日確認) ↩
  3. 日本小児科学会「こどもの救急(ONLINE-QQ)」発熱(38℃以上)(2026年9月21日確認) ↩
  4. 厚生労働省「抗微生物薬適正使用の手引き 第三版」ダイジェスト版 2024年7月 ↩
  5. 日本小児科学会「こどもの救急(ONLINE-QQ)」小児救急電話相談#8000(2026年9月21日確認) ↩
  6. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「幼児の鼻副鼻腔炎」2022年12月更新 ↩
  7. 日本耳科学会ほか編「小児急性中耳炎診療ガイドライン2024年版」 ↩
  8. 厚生労働省「資格確認方法について」(2026年9月21日確認) ↩
  9. デジタル庁「児童・生徒等の保険資格の確認方法」2026年2月 ↩
  10. こども家庭庁「令和6年度 こどもに係る医療費の助成についての調査」 ↩
  11. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「小児の鼻副鼻腔炎」2023年1月更新 ↩
  12. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「耳の病気」急性中耳炎 2023年2月更新 ↩
  13. 厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」2026年4月改訂 ↩