「急によだれが増えたけれど大丈夫かな」「スタイがすぐにびしょびしょになってしまう」と心配になることもありますよね。
赤ちゃんのよだれは成長のサインでもありますが、お肌のトラブルや体調の変化が隠れていることも。
この記事では、赤ちゃんのよだれが増える時期や原因、お家でできるケア、そして病院を受診するタイミングについて小児科の視点で詳しくお伝えします。
赤ちゃんのよだれが増え始める時期と成長に伴う変化を解説
赤ちゃんのよだれが目立ち始める時期には、成長に合わせた段階的な理由があります。
周りの子と比べて多く感じても、基本的には成長の過程であることがほとんどです。
生後3ヶ月から5ヶ月頃は唾液腺が発達する時期
生後3ヶ月を過ぎた頃から、唾液を作る唾液腺の機能が急激に発達し始めます。
しかし、この時期の赤ちゃんは、まだお口の中に溜まった唾液を上手に飲み込むことができません。
そのため、あふれた唾液がお口の外へ出てくるようになるのです。
これは、これから始まる離乳食に向けた準備が整ってきた証拠ともいえるでしょう。
生後6ヶ月以降は歯が生え始める刺激で増える
下の前歯が生え始める生後6ヶ月頃になると、歯ぐきがムズムズするような違和感を覚える子が増えてきます。
この歯ぐずりによる刺激が、唾液の分泌をさらに促す要因の一つです。
おもちゃを盛んに噛んだり、指しゃぶりをしたりする姿が見られるのも、この時期ならではの特徴といえるでしょう。
赤ちゃんのよだれが多い時期に気をつけたいお肌のケア
よだれがたくさん出るようになると、どうしてもお口の周りや首元の湿疹が気になり始めます。
唾液に含まれる成分が刺激となり、デリケートな赤ちゃんの肌が荒れてしまうためです。
よだれかぶれを防ぐためのホームケア
お肌のトラブルを未然に防ぐには、こまめな拭き取りと保湿のセットが非常に重要になります。
以下のポイントを確認して、毎日のケアに取り入れてみてください。
- 乾いたタオルではなく濡らした柔らかいガーゼを使用する
- お肌をこすらずに優しく叩くようにして水分を吸い取る
- 離乳食の前や外出前にワセリンを塗って肌を保護する
- 濡れて湿ったスタイは放置せずにすぐ新しいものに交換する
スタイ選びとお手入れのポイント
毎日使うスタイも、選び方や使い方次第でお肌への負担を減らすことができます。
素材や交換頻度について、簡単な表にまとめました。
| 項目 | おすすめの内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 素材 | 綿100%などの天然素材 | 化学繊維は蒸れやすい |
| 交換頻度 | 湿り気を感じたらすぐに | 濡れたままは菌が繁殖しやすい |
| 洗濯 | 赤ちゃん用洗剤でしっかりすすぐ | 柔軟剤の使いすぎに注意 |
赤ちゃんのよだれが急に増えたら?気になる原因と病院へ行く目安
普段からよだれが多いこと自体は心配ないケースが多いですが、急に様子が変わったときは注意が必要です。
体全体の様子や顔色、機嫌をよく観察することが大切になります。
突然よだれの量が増えたときに考えられること
急によだれの量が増えた背景には、いくつか体調の変化が隠れているかもしれません。
たとえば、手足口病やヘルパンギーナなどの感染症によって口内炎ができているケースや、喉の腫れで唾液を飲み込むのが辛くなっている状況が考えられます。
このほか、鼻詰まりによる口呼吸が原因でよだれが漏れやすくなっている場合もあるため、お子さんの呼吸や喉の様子を注意深く観察してみましょう。
小児科への相談や受診をおすすめする目安
病院に行くべきか迷った際は、以下の項目をチェックしてみてください。
一つでも当てはまる場合は、早めの相談を検討しましょう。
- 38度以上の発熱があり機嫌が著しく悪い
- お口の中に水ぶくれや白いポツポツが見える
- 喉の痛みから水分や食事を全く受け付けない
- 呼吸が苦しそうでゼーゼーという音が聞こえる
赤ちゃんのよだれに関するQ&A
- よだれが少ないと発達に影響がありますか
-
よだれの量には非常に大きな個人差があり、少ないからといって発達に問題があるわけではありません。
お口の中が乾燥しすぎていなければ、様子を見ていただいて大丈夫です。
- いつになったらよだれは落ち着きますか
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一般的には、お口周りの筋肉が発達し、上手に飲み込めるようになる2歳頃には落ち着く子が多いです。
ただ、おしゃべりや遊びに夢中になっている間は、3歳を過ぎても少し出てしまうこともあります。
【まとめ】赤ちゃんのよだれは成長に伴い生後3ヶ月頃から増える!心配な時は、オンライン診療の検討を
赤ちゃんのよだれは、生後3ヶ月頃から唾液腺の発達とともに増え始め、成長の一環として見守るべきものです。
1歳を過ぎても多い場合がありますが、お口の機能が発達するにつれて自然と落ち着いていきます。
- 唾液には消化を助けお口を清潔に保つ大切な役割がある
- お肌のトラブルを防ぐにはワセリンでの保護が効果的である
- 急激な変化や発熱がある場合は早めに医師へ相談する
最後に、よだれの量や肌荒れについて病院へ行くべきか判断が難しいと感じる時は、無理をせず専門家を頼ってください。
お家から相談できる小児科オンラインサービスあんよを使ってみてはいかがですか。
お守り代わりに知っておいていただけると安心です。

