お子さんの舌が急に赤くブツブツになったら、驚いてしまいますよね。
「これっていちご舌?」と不安になる親御さんも多いと思います。
いちご舌とは、舌にある舌乳頭という小さな突起が炎症を起こして赤く腫れた状態です。
本記事では、いちご舌の原因や受診の目安、お家でのケアについて、分かりやすく解説します。
いちご舌はどんな病気?見た目や特徴を紹介
いちご舌の症状がみられる場合、単なる口内炎ではなく、背景に何らかの病気が隠れているサインの一つと考えられています。
見た目で判別する2つのステージ
いちご舌は、最初、舌の表面が白い苔のようなものに覆われます。
その間から赤いブツブツが透けて見えるため、白いいちごのように感じられるかもしれません。
数日経つと、その白い苔が剥がれ落ちて、舌全体が真っ赤に腫れ上がります。
この状態がいわゆるいちご舌として一般的に知られているものです。
お子さんが舌に違和感を覚えたり、食事を痛がったりしたときは、明るい場所で舌の様子をじっくり観察してみてください。
いちご舌の原因として考えられる病気を紹介
いちご舌が見られる場合、いくつかの感染症や病気が隠れていることが考えられます。
代表的な2つの原因
いちご舌が見られる代表的な原因の一つとして、溶連菌感染症が挙げられます。
喉の痛みや高熱を伴い、その後、舌がいちごのような状態になるのが特徴です。
また、全身の血管に炎症が起きる川崎病でも、いちご舌が重要な診断基準のひとつとなります。
こちらは5日以上の発熱や目の充血などが特徴です。
いちご舌で見られる主な疾患の比較
いちご舌の原因となる主な病気について、以下の通りまとめました。
| 病名 | 舌以外の主な症状 | 注意点 |
|---|---|---|
| 溶連菌感染症 | 高熱、喉の強い痛み、発疹 | 抗菌薬による治療が検討されるのが一般的 |
| 川崎病 | 小5日以上の熱、目の充血、唇の赤み | 速やかな受診と、状況に応じた入院加療が検討 |
| 猩紅熱 | 皮全身の細かい発疹、高熱 | 溶連菌の重症化した状態 |
これら以外にも、特定のウイルス感染や栄養不足などが原因で舌が赤くなる可能性も考えられます。
いちご舌かもしれないと思ったら?受診を検討する目安とタイミングを紹介
いちご舌に気づいたとき、どのタイミングで病院へ行くべきか迷うこともあるでしょう。
判断のポイントは、舌以外の体の様子をよく見ること
もし、お子さんに以下のような様子が見られる場合は、早めに小児科を受診することをおすすめします。
- 38度以上の高い熱が出ている
- 喉が痛くて水分や食事が摂れない
- 体や手足に細かい赤い発疹が見られる
- 目が充血していたり唇が真っ赤に腫れたりしている
いちご舌そのものが命に関わるわけではありません。
しかし、背景にある溶連菌や川崎病は、適切な治療を受けないと合併症につながる恐れがあります。
受診を検討するタイミング
いちご舌の症状が出た際、夜間や休日で「今すぐ受診すべきか?」と判断に迷うときは、お子さんの顔色や機嫌をよく確認してください。
ぐったりしている場合や、水分が全く摂れない場合は、救急外来の利用も検討しましょう。
子どもがいちご舌で食欲がない時のホームケアを紹介
いちご舌になり、舌が赤く腫れているときは、食べ物や飲み物がしみて痛がることがあります。
できるだけ刺激の少ない食事を心がける
お子さんが痛がるときは、以下のような工夫を試してみると良いでしょう。
- ゼリーやプリン、アイスクリームなど冷たくて喉越しの良いものを用意する
- 酸味の強いジュースやドレッシングを避ける
- 熱すぎるスープや飲み物はしっかり冷ましてから出す
- 塩分や香辛料が強い食事を控える
脱水症状に注意
喉の痛みが強いときは、脱水症状を防ぐことが最も大切です。
一度にたくさん飲めない場合は、スプーン1杯ずつこまめに水分を与えてあげてください。
また、いちご舌の原因が溶連菌であったなら、処方された抗生剤は最後まで飲み切るようにしましょう。
見た目の症状が良くなっても、まだ菌が残っている可能性があるためです。
いちご舌に関するよくある質問
- いちご舌は自然に治るのでしょうか?
-
子どもの蕁麻疹は、原因がはっきりと特定できないケースも少なくありません。
風邪の後や疲れが溜まっている時に現れる可能性も考えられます。
- いちご舌は周りの子どもに移ることはありますか?
-
いちご舌自体が移るわけではありません。
しかし、原因が溶連菌などの感染症である場合、唾液などを介して周囲に感染する可能性があります。
受診して原因を特定するまでは、タオルの共有などは避けましょう。
- 熱がないのに舌だけ赤い場合はいちご舌の可能性が高いですか?
-
熱がなくても、喉の痛みや発疹がある場合は受診を検討してください。
熱がなくても背景に疾患が隠れている場合があるため、いちご舌の症状が見られる際は、一度医師に相談することをおすすめします。
【まとめ】いちご舌の症状は、原因となる病気の治療とともに落ち着いていくのが一般的!迷った際はオンライン診療に相談してみませんか
お子さんのいちご舌は、多くの場合、原因となっている病気の治療を開始してから数日〜1週間程度で落ち着いてきます。
大切なのは舌が赤いというサインを見逃さず、お子さんの体全体を観察することです。
不安なときは無理をせず、小児科医の診察を受けて、適切なケアを始めてあげましょう。
- いちご舌に気づいたら発熱や発疹などの体の様子を確認する
- 水分が摂れない時や高熱がある時は早めに医療機関へ相談する
- 喉の刺激にならない冷たくて柔らかい食事で栄養を補給する
「病院へ行きたいけれど、下の子がいて外出が難しい...」「感染症が流行っている時期に、病院の待合室へ行くのが不安だ」という方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、スマートフォンのビデオ通話を使ったオンライン診療を活用してみませんか。
小児科オンラインサービスあんよを活用すれば、まずは自宅から医師に相談し、適切な受診のタイミングについてアドバイスを受けることができます。
お子さんの体の様子に少しでも違和感を覚えたら、まずは医師に相談して不安を解消しましょう。

