突発性発疹で不機嫌!ピークはいつ?「不機嫌病」の理由と乗り切るコツ

突発性発疹で不機嫌!ピークはいつ?「不機嫌病」の理由と乗り切るコツ (1)

突発性発疹は、別名「不機嫌病」と呼ばれるほど、解熱後のぐずりが激しいことで知られています。

「ようやく熱が下がった」と安心したのも束の間、それまで見たことがないほどの激しい不機嫌に困惑している親御さんも少なくありません。

突発性発疹による不機嫌のピークは、熱が下がって発疹が出てからの1~2日間に現れることが多いとされています。

不機嫌は3~4日程度続いたあとで落ち着くのが一般的なので、この期間を少しでも穏やかに乗り切れるような工夫を試してみましょう。

LP
目次

突発性発疹で不機嫌がピークになる時期

突発性発疹による不機嫌は、多くの場合で熱が下がったタイミングから始まると考えられています。

高熱が出ている間よりも、解熱して体に赤い発疹が出てくる時期のほうが、激しく泣く傾向があります。

解熱してから発疹が出るタイミングがピークになりやすい

多くの赤ちゃんは、3日から4日ほど続いた高熱が下がると同時に、お腹や背中を中心に赤い発疹が現れます。

この熱が下がって発疹が出てきた直後からの1~2日間ほどが、不機嫌のピークになりやすい時期です。

それまでは熱があっても比較的機嫌よく過ごしていた赤ちゃんが、解熱した途端に一日中泣き続けるというケースも珍しくありません。

不機嫌が続く期間の目安は3~4日程度

激しい不機嫌が続く期間には個人差がありますが、一般的には3~4日程度で落ち着くことが多いようです。

発疹の色が鮮やかな赤色から、少しずつ茶色っぽく変化して薄くなってくると、不機嫌も一緒に和らいでいくでしょう。

スクロールできます
時期体の様子と発疹の状態不機嫌の目安
発熱期38度から40度の高熱が数日続く比較的機嫌が良いことが多い
解熱・発疹期熱が下がり始め全身に発疹が出る不機嫌のピーク
回復期発疹が薄くなり消えていく徐々に機嫌が良くなる

※経過や症状の程度には個人差があります

出口が見えないように感じてしまいますが、多くの場合、数日以内には元の穏やかな様子に戻っていくとされています。

LP

なぜ突発性発疹は「不機嫌病」と呼ばれるほど泣き止まないのか

突発性発疹でなぜこれほどまでに不機嫌になるのか、医学的な原因ははっきりと分かっていません。

しかし、いくつかの要因が重なって不快感を引き起こしている可能性が考えられます。

不機嫌になる理由として考えられるもの
  • ウイルスが脳にわずかな影響を与えることが、情緒に影響している可能性
  • 高熱による体力の消耗からくる全身のだるさが残っている
  • 全身に広がる発疹によって今まで経験したことのない違和感がある
  • 体調の変化に敏感な時期で親御さんから離れることに不安を感じる

突発性発疹が赤ちゃんにとって初めての高熱となるケースも多く、体調の急激な変化に赤ちゃん自身がとまどっているのかもしれません。

他に気になる症状がないかを確認しつつ、ピークが過ぎ去るのを穏やかに見守ってあげましょう。

突発性発疹の不機嫌のピークを少しでも穏やかに過ごすための工夫

薬で不機嫌そのものを直接落ち着かせることは難しいため、環境を整えて赤ちゃんの不快感を取り除いてあげることが助けとなる場合もあるでしょう。

この時期は「何をやっても泣き止まないものだ」と割り切ってしまうことも、親御さんの心の平穏につながります。

不機嫌のピークを乗り切るコツ
  • 家事の手を抜いて親御さんも赤ちゃんと一緒に横になって休む
  • 抱っこ紐を活用して密着することで赤ちゃんの安心感を高める
  • ぬるめのお湯で短時間の入浴をさせてリフレッシュを促す
  • テレビや音楽など赤ちゃんが少しでも興味を引くものを試してみる

「不機嫌病」と呼ばれるほどですから、何をしても機嫌が悪いままのことも珍しくありません。

赤ちゃんだけでなく、親御さん自身がリフレッシュできるようなものも取り入れつつ、少しでも穏やかにこのピークを乗り切ることができるといいですね。

ただ不機嫌なだけではないかも?受診を検討すべき赤ちゃんの様子

突発性発疹の不機嫌は、経過とともに自然に落ち着いていくケースが多いですが、稀に合併症が隠れている場合もあります。

「ただ不機嫌なだけではなさそう」と感じる場合や、以下のようなサインが見られるときは、早めに小児科を受診しましょう。

受診を検討するべき状態
  • 呼びかけに対して反応が乏しくぼんやりしている
  • 視線が合わなかったり意識がはっきりしなかったりする
  • 水分が全く摂れずおしっこの回数が極端に減っている
  • 激しい嘔吐を繰り返したりけいれんを起こしたりした

突発性発疹は、他の風邪などに比べて熱性けいれんを起こしやすい(約10〜15%)という特徴があります。

急な高熱に伴い、白目をむいて手足をガクガクさせたり、突っ張ったりした場合は、慌てずに時間を測ってください。

通常は数分で治まりますが、5分以上続く場合や、意識が戻らない場合はすぐに救急車を呼びましょう。

不機嫌がピークで外出が難しい場合や、受診すべきか迷う場合は、オンライン診療を利用して医師の判断を仰ぐことも一つの選択肢です。

LP

突発性発疹の不機嫌に関するよくある質問

発疹がかゆくて不機嫌になっているのでしょうか?

突発性発疹の発疹は、一般的にかゆみや痛みはないとされています。

ただし、赤ちゃんによっては違和感をかゆみのように感じてぐずってしまう可能性は否定できません。

保冷剤をタオルで包んで軽く冷やしてあげると、不快感が和らぐこともあります。

他の子どもにうつる可能性はありますか?

突発性発疹はウイルスによる感染症のため、他の子にうつる可能性があります。

考えられている感染経路は、ウイルス保有者の唾液などからの接触感染や飛沫感染です。

ただし、発疹が出て不機嫌になっている時期には、すでにウイルスの排出量は減っているとされています。

保育園にはどのタイミングで登園できるようになりますか? 

保育所における感染対策ガイドラインでは「解熱し機嫌が良く全身状態が良いこと」が登園の目安とされています。

保護者が記入する「登園届」で済む場合が一般的ですが、園によっては独自のルールを定めている場合もあります。

登園する前に園の基準を確認するようにしてください。

薬を飲ませれば発疹や不機嫌は落ち着きますか?

突発性発疹には特効薬はないため、一般的には対症療法を行いながら、免疫力で回復するのを待つことになります。

あまりに水分が摂れない場合は、脱水症を起こしている可能性もあるため受診してください。

大人や家族にもうつりますか?

大人のほとんどは子どもの頃にすでに感染しており、免疫を持っています。

そのため、看病しているお母さんやお父さん、大人の家族にうつって発症することは極めてまれです。

突発性発疹に2回かかることはありますか?

はい、あります。

突発性発疹の原因となるウイルスには「ヒトヘルペスウイルス6型」と「7型」の2種類が存在するためです 。

約10%のお子さんは、2回突発性発疹を経験すると言われています 。

突発性発疹での不機嫌のピークは解熱後1~2日ごろ!不安の相談にはオンライン診療も活用して

突発性発疹の不機嫌は、解熱後に発疹が出現してから1~2日ごろがピークとなる傾向があります。

この時期の赤ちゃんは非常に繊細で、親御さんにとっては精神的にも肉体的にも負担が大きい数日間となるかもしれません。

この記事のまとめ
  • 不機嫌のピークは解熱後1日から2日目に来ることが多い
  • 一般的には発疹が消えていくとともに不機嫌な様子も落ち着く傾向がある
  • 水分が摂れない場合や意識がぼんやりする場合は速やかな受診を推奨する

発疹が消えるとともに不機嫌も落ち着いていく傾向にありますので、周囲のサポートを受けながら乗り切っていきましょう。

受診を迷うような症状がある場合は、スマホで医師に相談できる小児科オンライン診療あんよも活用してみてくださいね。

LP