インフルエンザでお子さんが高熱を出しているとき、肌がカサカサに乾いていていたり、汗をかかないと心配になりますよね。
「熱がこもってるのかな?」「無理にでも汗をかかせるべき?」と悩む親御さんは少なくありません。
実は、インフルエンザの経過において汗をかかない時間帯があるのは、体の正常な反応であるケースが多いのです。
本記事では、汗をかかない理由や時期に合わせた正しいケア、受診を検討すべき目安について詳しくお伝えします。
インフルエンザで熱があるのに汗をかかない原因
インフルエンザの高熱時に汗をかかないのは、脳が今は体温を上げるべきだと命令を出している最中だからと考えられます。
体は血管を縮めて熱を逃がさないようにするため
ウイルスを退治するために熱が必要な時期は、発汗が一時的に止まることがあります。
- 脳が設定温度を上げようとしている
- 熱を外に逃がさないよう血管が縮んでいる
- ウイルスと戦うための準備をしている
上記のことが原因で、体温が高くても肌が乾いた状態が続くことがあります。
この状態は、体が一生懸命にウイルスと戦っている過程の一つと言えるでしょう。
インフルエンザの熱で汗をかかない時の対応を紹介
汗をかかない時期は、お子さんの手足の様子をよく観察し、その時に合ったケアを選ぶことが大切です。
以下の表に、一般的な経過の例をまとめました。
お子さんの状況がどの段階にあるのかを確認してみましょう。
| 熱が上がる時期の目安 | お子さんの様子 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| 熱の上昇期 | 手足が冷たく震える | 布団などで温めて様子を見る |
| 熱の停滞期 | 手足が熱く汗はない | 薄着にして様子を見たり、冷やすことを検討する |
| 熱の下降期 | じっとり汗をかく | 着替えと水分補給 |
手足が冷たい時は温めて様子を見る
お子さんの手足が冷たくてブルブルと震えているときは、これからさらに熱が上がるサインです。
この時期はまだ汗をかきませんが、本人は寒さを感じているため、布団を掛けたり湯たんぽで足元を温めたりしてあげましょう。
手足が熱くなってきたら冷やすことを検討する
手足までポカポカと熱くなってきた時は、一般的に熱が上がりきった状態だと考えられます。
汗をかいていなくても、お子さんが暑がっているようなら薄着にして、脇の下などを保冷剤で冷やしてあげると楽になることが多くお勧めです。
無理に汗をかかせようとするリスク
昔は布団を被って汗をかけば治ると言われたという話もありますが、インフルエンザにおいて無理な発汗は推奨されません。
汗をかかない時期に無理やり温めすぎると、熱が逃げ場を失って体内にこもり、体力を激しく消耗させる恐れがあります。
脱水症状のリスクも高まるため、自然に汗が出てくるのを待つのが望ましいでしょう。
厚着をさせるのではなく、お子さんが心地よいと感じる温度調節を心がけてください。
インフルエンザの熱で汗をかかない以外に注意したい点は?お子さんの様子を確認する方法
汗をかかないこと自体は生理的な反応ですが、他の症状が伴う場合は注意が必要です。
脱水症状に注意
特に水分が取れなくなると、脱水症を引き起こす可能性があるため、以下の点を確認してください。
- おしっこの回数が極端に減っている
- 泣いても涙が出にくい
- 唇や口の中が乾いている
- ぐったりして水分を拒否する
もし水分が全く受け付けられない場合や、呼びかけに対する反応が鈍い場合は、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
インフルエンザの熱で汗をかかないことに関するよくある質問
- 解熱剤を飲ませたのに汗をかかないのはなぜですか?
-
ウイルスの勢いが強く、脳の設定温度が下がっていないときは、解熱剤を使っても汗をかかないことがあります。
- 汗をかかないのは脳症の兆候ですか?
-
汗をかかないことだけで脳症と判断はできませんが、意識がはっきりしない場合はすぐ医師に相談してください。
- いつになったら汗をかき始めますか?
-
体がウイルスに打ち勝ち、熱を下げる段階に入ると、自然に汗をかき始めるのが一般的です。
【まとめ】インフルエンザで汗をかかないのは、熱が上がるサインの一つ?不安な時は気軽に相談可能なオンライン診療を
インフルエンザで汗をかかない状態は、体が熱を上げてウイルスと戦っているサインの一つと考えられています。
お子さんの体の様子をこまめに確認しながら、水分補給を中心としたホームケアを続けてあげてくださいね。
- 汗をかかないのは熱が上がるサインと考える
- 無理に厚着をさせて汗をかかせようとしない
- 顔色や機嫌が悪ければ早めに医師へ相談する
「汗をかかないけれど、このまま朝まで自宅で見ていて大丈夫だろうか...」と不安になる夜もあるでしょう。
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お薬の相談や、受診のタイミングについても、 医師に相談することで、不安の解消や適切な判断に役立ちます。

