日々の赤ちゃんとの生活で「抱っこをしたら体が平熱より熱い気がするけれど、大丈夫かな?」「普段より熱が高い?」と不安になることはありませんか。
赤ちゃんの体温計の数値が37度を超え、平熱より高い場合、体調が悪いのではないかと心配になりますよね。
実は、赤ちゃんの平熱は大人よりも少し高めに設定されていることが一般的です。
この記事では、赤ちゃんの平熱が高い理由や、いつ頃から大人と同じくらいの体温に落ち着くのかを詳しく解説します。
赤ちゃんの平熱が高いのはいつまで?年齢ごとの変化と仕組みを解説
赤ちゃんの平熱は36.5度から37.5度ほど、大人に比べると約0.5度から1度ほど高いのが一般的です。
赤ちゃん特有の体の仕組みが大きく関係
赤ちゃんの平熱が高い理由は、成長のために新陳代謝が非常に活発で、体内では常にたくさんの熱が作られているためです。
一方で、体温調節機能が未熟で周囲の温度や衣服の影響を受けやすいという特徴も赤ちゃんにはあります。
そのため、熱が高いと感じた場合、大人にとっては微熱と感じる数値でも、赤ちゃんにとっては平熱であるケースが非常に多いといえるでしょう。
年齢ごとの体温の変化を紹介
赤ちゃんの高い平熱が、いつ頃から落ち着いてくるのか気になる方も多いでしょう。
体温調節機能の発達に伴い、体温は数年かけてゆっくりと下がっていく傾向があります。
一般的な年齢別の体温の目安を以下の表にまとめました。
| 年齢の目安 | 平熱の範囲目安 | 体の状態の特徴 |
|---|---|---|
| 0歳から2歳頃 | 36.5度〜37.5度 | 代謝が良く外部の影響を受けやすい |
| 3歳から5歳頃 | 36.5度〜37.2度 | 体温調節機能が少しずつ発達する |
| 10歳前後 | 36.0度〜37.0度 | 大人と同じくらいの体温で安定する |
赤ちゃんの平熱には個人差があるため、この表の数値はあくまで一つの目安として参考にしてください。
10歳頃になると脳の体温調節中枢が完成に近づき、大人と同じような体温のリズムが整うと言われています。
赤ちゃんの平熱が高いのはいつまで?病気ではないのに体温が高いときによくある原因を紹介
病気ではないのに、一時的に赤ちゃんの体温が37.5度近くまで高くなることがあります。
検温のタイミングや環境によって数値が変動しやすいため、以下の点を確認してみてください。
- 授乳の直後や離乳食を食べた直後である
- 厚着をしていたり布団の中に長くいたりした
- 激しく泣いたり手足をバタバタと動かしたりした
- 暖房が効きすぎているなど室温が高い場所にいた
これらに当てはまる場合は、30分ほど涼しい場所で安静にしてから測り直すと、数値が落ち着く可能性があります。
赤ちゃんの体温は環境に左右されやすいため、できるだけ毎日決まった時間に測り、平熱のリズムを把握しておくことが大切です。
正しく測れてる?赤ちゃんの平熱を正確に知るためのコツ
赤ちゃんは体が小さくじっとしていないため、検温に誤差が出やすいものです。
以下のポイントを意識してみましょう。
脇の汗をしっかり拭く
赤ちゃんは汗っかきです。
脇が濡れたままだと、水分が蒸発するときの熱で、実際の体温より低く測定されてしまうことがあります。
検温の前には、必ず乾いたタオルやガーゼで脇を優しく拭いてあげましょう。
斜め下から差し込む
体温計を真横から差し込むと、先端が脇の奥に当たりきらないことがあります。
お子さんの肘を少し浮かせ、体に対して30〜45度の角度(斜め下から上に向けるイメージ)で差し込むのがコツです。
先端が脇の最も深いところに当たったら、腕を優しく体にくっつけるようにして固定してあげてください。
高い方の数値を採用する
もし左右の脇で数値が違った場合は、「高い方の数値」をその時の体温として採用するのが一般的です。
体温計がうまく密着していなかったり、隙間があったりすると数値は低く出やすいため、より体に密着して測れた可能性が高い方を信頼します。
これって病院に行くべき?赤ちゃんの平熱が高い時の受診サインといつまで待てるかの目安を紹介
赤ちゃんが平熱より高いとき、病院へ行くべきか様子を見るべきか迷うこともあるでしょう。
数値だけを見るのではなく、赤ちゃんの顔色や機嫌をセットで確認することが重要です。
- 生後3ヶ月未満で38度以上の熱が出たとき
- 水分が摂れずにおしっこの回数が減っているとき
- ぐったりとして活気がなく目が合わないとき
- 何度も繰り返し吐いたり下痢が続いたりするとき
生後間もない赤ちゃんの急な発熱は、早めの対応が必要になるケースも。
一方で、38度程度の熱があり平熱より高い場合でも、機嫌が良く水分も摂れているなら、まずは落ち着いて様子を見られる場合もあります。
ただし、赤ちゃんの月齢が低い場合や不安な時は早めに医師へ相談しましょう。
赤ちゃんの体温に関するよくある質問
- 保育園の登園基準である37.5度を超えたら受診が必要ですか?
-
37.5度は一つの目安ですが、一時的に高くなる可能性もあります。
まずは涼しい場所で休み、再検温をしてください。
機嫌が悪かったり食欲がなかったりする場合は、早めの受診をおすすめします。
- 左右の脇で体温が違うのはなぜですか?
-
脇の締め方や体温計の当て方によって誤差が出ることがあります。
一般的に、高い方の数値をその時の体温として採用することが多いです。
- 夜になると体温が高くなるのは異常ですか?
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人間は夕方から夜にかけて体温が上がるリズムを持っています。
1日の中で1度程度の変動は自然なリズムであることが多いですが、念のため顔色や機嫌もあわせて確認しておきましょう。
- チャイルドシートから下ろした直後に熱が高いのはなぜですか?
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赤ちゃんは熱がこもりやすいため、チャイルドシートやベビーカー、厚着などによって一時的に37.5度〜38度近くまで上がることがよくあります。
涼しい場所で落ち着いてから測り直して、いつもの平熱に戻るか確認しましょう。
- 逆に、体温が低いときは大丈夫なのでしょうか?
-
冷房での冷えすぎや、冬場の着込み不足などで一時的に下がることがあります。
まずは衣類や室温を調節し、30分後に測り直してください。温めても36度以下の状態が続き、活気がない場合は早めに受診しましょう。
【まとめ】赤ちゃんの高い平熱は、10歳頃に向けて徐々に下がることが多い!気になる場合はオンライン診療の検討を
赤ちゃんの平熱が高い状態は、成長とともに少しずつ落ち着いていきます。
個人差はありますが、10歳頃を目安に大人と同じくらいの体温に安定することが一般的です。
今の時期、赤ちゃんの平熱が高いのは元気な証拠と捉え、日々の顔色や機嫌を優しく見守ってあげてください。
- 一般的に、赤ちゃんの平熱は37.5度くらいまでとされることが多い
- 成長とともに体温は下がってくる
- 10歳頃を目安に、大人と同じくらいの体温に落ち着いていくことが一般的
- 数値だけでなく顔色や機嫌などの様子を確認して受診を判断する
赤ちゃんが平熱より体温が高く少しでも不安に感じた時は、ご自宅でのケアや受診のタイミングについて、医師に相談できる小児科オンラインサービスあんよの利用も検討してみましょう。
受診の目安を確認する手段の一つとして、役立てていただければ幸いです。

