インフルエンザ脳症で子供の顔つきが変わる?注意すべき予兆や受診の目安を解説

インフルエンザ脳症で子供の顔つきが変わる?注意すべき予兆や受診の目安を解説

お子さんがインフルエンザにかかり、高熱が出ているときは心配が尽きないものです。

特に、ふとしたときに見せるお子さんの顔つきがいつもと違うと、インフルエンザ脳症ではないかと不安になる親御さんも多いのではないでしょうか。

インフルエンザ脳症は、意識障害などの症状が急速に進む可能性があるため、早めに異変に気づくことが大切です。

今回は、インフルエンザ脳症が疑われる際に見られる顔の変化や、受診を検討すべきタイミングについてお伝えします。

目次

インフルエンザ脳症が疑われる顔つきや表情の変化を紹介

インフルエンザ脳症の兆候は、顔の表情や視線の様子に現れることが少なくありません。

脳の機能が一時的に低下することで、普段通りの表情を作ることが難しくなると考えられています。

例えば、名前を呼んでも目が合わない、あるいは視線がどこか一点をじっと見つめたまま動かないといった様子が見られるのが特徴です。

また、お子さんの意思とは関係なく、顔の一部が引きつるような動きが見られる場合も注意が必要になります。

具体的な確認ポイント
  • 名前を呼んでも視線が合わず目が泳いでいる
  • 視線が一点を凝視したまま固まっている
  • 喜怒哀楽が消えたような無表情な顔をしている
  • 状況にそぐわない笑みを浮かべたり怯えたりしている

お子さんの顔をじっくり観察し、少しでもいつもと違うと感じる違和感がある場合は、その後の経過を慎重に見守ることが重要です。

インフルエンザ脳症と熱せん妄による顔や行動の違い

高熱のときにお子さんが意味の通じないことを言ったり、幻覚が見えているような顔をしたりすることがあります。

これは熱せん妄と呼ばれる状態のことをいいます。

熱せん妄の場合は、数分から長くても15分程度でおさまり、その後はいつものお子さんの様子に戻ることが多いです。

一方で、インフルエンザ脳症の可能性がある場合は、異常な言動や顔つきの異変が長く続く傾向があります。

両者の一般的な違いを確認してみましょう。

項目熱せん妄の可能性インフルエンザ脳症の疑い
持続時間数分から15分以内15分以上長く続く
タミフル呼びかけに反応する呼びかけても反応が乏しい
症状の反復一時的ですぐ落ち着く症状が重くなることがある

熱せん妄であれば、その後いつもの様子に戻ることが多いですが、少しでも不安が残る場合は医療機関へ相談しましょう。

インフルエンザ脳症?顔色が悪いときや異常を感じた際の家庭での対応

お子さんの顔色が土気色をしていたり、唇が紫色になっていたりするときは、体の様子が不安定になっているサインかもしれません。

もし余裕があれば、お子さんの顔つきや言動の異変をスマートフォンの動画で記録しておくのが良いでしょう。

病院を受診した際、言葉だけで顔つきが変だったと伝えるのは難しいものです。

動画があれば、医師がお子さんの視線の動きや表情の変化を正確に把握する助けになり、より適切な判断につながる可能性があります。

また、家庭では以下の点に気をつけて過ごしてください。

家庭で注意するべき4選
  • 部屋を静かにして光の刺激を少なくする
  • 体を無理に揺すったり起こしたりしない
  • 水分が摂れているか顔色を見ながら確認する
  • 市販の解熱剤は自己判断で使わず医師に相談する

お子さんの隣に寄り添い、呼吸の様子や顔色の変化をこまめにチェックしてあげてくださいね。

インフルエンザ脳症?医療機関を受診するタイミングと顔つきの確認ポイント

インフルエンザ脳症は進行が早いため、受診のタイミングを逃さないことが大切です。

特に、意識がはっきりしない状態や、けいれんを伴う顔の引きつりが見られる場合は、速やかな対応が求められます。

病院へ行くべきか迷うときは、お子さんの体の様子をよく観察してください。

以下のような状態が見られるときは、迷わず医療機関に連絡するか、夜間であれば救急外来の受診を検討しましょう。

医療機関へ受診を検討する目安
  • 呼びかけに対して全く反応がない
  • 白目をむいたり顔を激しく引きつらせたりする
  • 5分以上のけいれんが続いている
  • 呼吸が浅く肩で息をしていて顔色が非常に悪い

インフルエンザ脳症に関するよくある質問

インフルエンザ脳症の顔つきは一目見てわかりますか?

一概には言えませんが、親御さんが「何かがおかしい」と感じるような、普段とは明らかに異なる表情や虚ろな視線が目安となります。

寝ているときに目を開けているのは脳症のサインですか?

高熱のときは眠りが浅く、薄目を開けて寝ることもあります。

呼びかけに対して意識がはっきり戻るようであれば、そのまま様子を見て良い場合が多いですが、その後も表情や視線の変化に注意しておきましょう。

脳症の予兆として顔色に出ることはありますか?

脳症そのもののサインというよりは、体内の酸素の状態などが顔色(青白い、紫っぽいなど)に反映されることがあります。

【まとめ】インフルエンザ脳症は顔つきや視線の異変が鍵!困った時はオンライン診療の検討を

お子さんの顔つきがいつもと違い、視線が合わなかったり無表情が続いたりする場合は、インフルエンザ脳症の予兆である可能性が考えられます。

特に異常な言動が15分以上続くときは、早めに小児科を受診することを検討しましょう。

この記事のまとめ
  • 視線が合わないなど顔つきの異変を注意深く観察する
  • 異常な言動が15分以上続く場合は速やかに受診を検討する
  • 医師に伝えるためにスマホでお子さんの動画を撮影しておく

親御さんのいつもと違うという直感は、診断において非常に重要な手がかりとなります。

判断に迷う段階や、夜間の体調管理で不安なときは、小児科オンラインサービスあんよで医師に相談することも可能です。

対面受診が必要かどうかの助言を受けることで、冷静な対応につながります。

大切なお子さんの健康を守っていきましょう。

LP