産後の慣れない育児が続くと、お酒を飲んでリフレッシュしたいと思うこともありますよね。
しかし、お母さんが摂取したアルコールは母乳を通じて赤ちゃんに届くため、注意が必要です。
「少しなら大丈夫かな?」「飲んだ後は何時間空ければいいの?」と悩む方も多いでしょう。
本記事では、授乳中にアルコールを摂取した際の影響や、授乳を再開できる時間の目安を詳しく解説します。
授乳中のアルコールが赤ちゃんへ与える影響を紹介
お母さんが飲んだアルコールは、血液中と同じくらいの濃度で母乳の中に移行します。
赤ちゃんの体はまだ未発達なため、わずかなアルコールでも大きな負担がかかる可能性があります。
- 脳や体の発達が遅れる可能性がある
- 赤ちゃんが深く眠りすぎて起きなくなる
- 母乳を押し出すホルモンが抑えられ母乳の出が悪くなる
お酒を飲んだ直後の授乳は、赤ちゃんの健康リスクを高めるため控えるのが望ましいでしょう。
授乳中のアルコール摂取は大丈夫?授乳を再開する時間の目安を解説
アルコールが体の中から抜けるまでには、一定の時間が必要です。
授乳を再開する時間の目安を解説
再開までの時間は、飲んだお酒の種類や量、そしてお母さんの体重によって異なります。
一般的な目安として、以下の確認表を参考にしてください。
| 飲料の種類 | 飲酒量の目安 | 授乳再開までの時間 |
|---|---|---|
| ビール(5%) | 350ml缶 1本 | 約2時間から2.5時間 |
| ワイン(12%) | グラス1杯 | 約2時間から2.5時間 |
| 日本酒(15%) | 1合(180ml) | 約4時間 |
上記の時間は、体重約50kgの方を想定した最低限の目安になります。
上記はあくまで理論上の計算による目安です。体質や当日の体調により分解速度は変わるため、余裕を持って時間を空けることが推奨されます。
授乳中のアルコールに関する搾乳の注意点
お酒を飲んだ後に搾乳して捨てれば、すぐに授乳できると聞いたことがあるかもしれません。
しかし、これは医学的に根拠のある方法ではないため注意が必要です。
そもそも母乳は血液から作られているため、たとえ搾乳をして捨てたとしても、血液中のアルコール濃度自体が下がることはありません。
血中にアルコールが残っている限り、新しく作られる母乳にもアルコールが含まれてしまうため、搾乳に頼るのではなく、時間を置いて自然にアルコールが抜けるのを待つ必要があります。
ノンアルコールの注意点
もし授乳中にお酒の雰囲気を味わいたいのであれば、アルコール0.00%と表記された飲料を選んで楽しむことをお勧めします。
一方で、最近では低アルコール飲料の販売もされているため、購入の際にアルコール度数の表記に注意しましょう。
授乳中にうっかりアルコールを飲んでしまったら?確認したい赤ちゃんの様子を紹介
もしもお酒を飲んだ後に授乳してしまった場合は、赤ちゃんの状態をよく観察してください。
いつもと様子が違うと感じたときは、早めに専門家へ相談することが大切です。
以下の項目を重点的に確認しましょう。
- いつも通りにおっぱいを飲めているか
- 顔色が青白かったり赤すぎたりしないか
- 呼吸が浅かったり苦しそうだったりしないか
- ぐったりして刺激への反応が弱くないか
赤ちゃんの機嫌や体の様子に少しでも不安を感じる場合は、放置せず小児科を受診してください。
夜間や外出が難しいときは、オンライン診療で医師のアドバイスを受けるのも一つの方法です。
授乳中のアルコールについてよくある質問
- 料理に使うお酒やみりんは大丈夫ですか?
-
加熱してアルコール分が飛んでいれば、基本的には問題ないと考えられます。
ただし、お酒をそのまま使うデザートなどは控えたほうが良いでしょう。
- 飲酒後どれくらいで母乳の濃度がピークになりますか?
-
個人差はありますが、飲酒後30分から90分ほどで濃度が最も高くなると言われています。
この時間帯の授乳は特に避けるようにしてください。
- 毎日少量なら飲んでも影響はありませんか?
-
毎日の習慣的な飲酒は、赤ちゃんの成長に影響を及ぼすリスクが高まると考えられています。
お祝いの席など、どうしてもという場面以外は控えるのが理想的です。
【まとめ】授乳中のアルコールは飲酒から2時間から4時間以上経過してから再開!迷った際はオンライン診療の検討を
授乳中のアルコール摂取は、赤ちゃんの発達や体調に影響を与える可能性があります。
どうしてもお酒を飲む場合は、飲んだ量や体調に応じ、少なくとも2時間から4時間以上の間隔を空けるのが一般的です。
また、あらかじめミルクや冷凍母乳を準備しておくことで、無理のない対応が可能となります。
- 飲酒から2時間から4時間以上経過してから授乳を再開
- 赤ちゃんの様子がいつもと違う場合は早めに医師へ相談を
- 無理をせずノンアルコール飲料やオンライン診療を活用
不安なときは一人で悩まず、オンライン診療を頼ってみてはいかがでしょうか。
もし授乳中にうっかりアルコールを飲んだ時、病院へ行くべきなのかわからず不安を感じた際は、小児科オンラインサービスあんよを検討してみてはいかがでしょうか。
オンライン診療を活用することで、不安の解消や、適切なケアの判断材料を得やすくなります。

