新生児の反り返りはなぜ起こる?気になる原因と上手な抱き方を解説

新生児の反り返りはなぜ起こる?気になる原因と上手な抱き方を解説

新生児期の反り返りは、実は多くの赤ちゃんに見られる生理的な現象の一つです。

言葉を発することができない赤ちゃんにとって、反り返りは不快感を伝える手段でもあります。

中には受診すると良いケースもありますが、新生児期にはまだ確定診断ができない場合が多いです。

赤ちゃんの発達のスピードは個人差も大きいので、過度に心配し過ぎず気長に見守り、必要に応じて専門家に相談しましょう。

目次

新生児が反り返りをする主な原因

新生児期から乳幼児期の赤ちゃんが体を反らせるのには、いくつかの理由があります。

病気ではないケースがほとんどとされていますので、まずは落ち着いて様子を観察しましょう。

成長に伴う背筋の発達や原始反射

赤ちゃんは、お腹の中にいた時の丸まった姿勢から、外の世界に適応しようとしています。

背中の筋肉が発達してくると、力を入れた拍子に体が反ってしまうことがあります。

音や刺激に反応する「モロー反射」によって、驚いてのけぞることも原因の一つです。

これらは神経や筋肉が順調に育っているサインと考えられるでしょう。

不快感や感情を伝えるサイン

言葉で伝えられない赤ちゃんにとって、反り返りは精一杯の意思表示です。

可能性のある新生児の状態
  • お腹がすいている
  • オムツが気持ち悪い
  • げっぷが出ずお腹が張っている

このようなちょっとした不快感で反り返っていることもあります。

赤ちゃんの周りの環境に、何か嫌なことがないか確認してあげましょう。

新生児の反り返りと病気の見分け方

ネットで検索すると、脳性麻痺や発達障害との関連が出てきて不安になる方も多いです。

しかし、反り返りだけで特定の病気を診断することはできません。

目安として、以下の表を参考に赤ちゃんの全体的な様子をチェックしてみてください。

チェック項目心配の少ない反り返り受診を検討する目安
出るタイミング泣いた時や不快な時常に体が突っ張っている
全身の様子手足は自由に動かせる全身がガチガチに硬い
その他ミルクをよく飲んでいる哺乳力が弱く体重が増えない

これらはあくまで一般的な目安であり、診断に代わるものではないため、気になる場合は医療機関に相談してみてください。

新生児の反り返りで受診するか迷った時の判断基準

「これくらいで病院に行ってもいいのかな」と迷うのは当然のことです。

専門家にみてもらったほうが良い状態が見られる場合は、一度小児科への相談を検討してください。

一度専門家に相談してみると良いサイン

新生児に反り返り以外に次のような状態が見られるときは、一度専門家に相談することをおすすめします。

専門家に相談すると良いサイン
  • 視線が全く合わない
  • あやしても笑わない
  • 極端に体が硬い

ただし、発達のスピードは個人差が大きく、まだ確定診断ができる時期でない可能性もあります。

まずは落ち着いて、かかりつけ医や専門機関に相談してみましょう。

少しでも気になる場合は、1カ月健診やその後の健診などの際に、医師に伝えてみるのも良い方法です。

オンライン診療という選択肢

病院へ行くのが大変な時期には、オンラインでの相談も一つの選択肢となります。

スマホのカメラを通じて、実際の反り返りの様子を医師に見せることも可能です。

「動画を撮っておく」ことで、診察がスムーズに進みやすくなるでしょう。

医師の判断により、必要に応じて適切な医療機関への受診を提案することもできますので、不安な場合は利用を検討してみてください。

反り返りが激しい新生児への上手な対処法

抱っこがしにくかったり、授乳がうまくいかなかったりすると、親御さんも疲れてしまうでしょう。

赤ちゃんがリラックスしやすい姿勢を作ってあげることで、反り返りが落ち着く場合があります。

抱っこのときは「背中を丸める姿勢」を意識する

赤ちゃんにとって、背中が丸まった「Cカーブ」の状態は胎児のときと同じで安心できる姿勢です。

抱っこの際もお尻を少し持ち上げ、膝が軽く曲がるように支えてあげましょう。

体が丸まることで無駄な力が抜け、赤ちゃんの緊張が和らぎやすくなります。

日常生活の中で試したい工夫

毎日の育児の中で、以下のポイントを意識してみるのもおすすめです。

日常生活での対処法
  • 授乳の後にしっかりとゲップをさせてあげる
  • おむつが濡れていないかなどの不快感を確認する
  • おくるみで体を優しく包んで安心感を与える

無理に姿勢を正そうとせず、赤ちゃんが心地よいと感じる形を探してみてください。

新生児の反り返りに関するよくある質問

寝ている間に反り返りをするのは異常ですか

寝ている時の反り返りは、眠りが浅い際や夢を見ている時の動きの可能性があります。

呼吸が安定しており、スヤスヤと眠れているのであれば、緊急性は低いと考えられるため、落ち着いて様子を見守ってあげましょう。

反り返りはいつ頃になれば落ち着きますか

個人差はありますが、首がすわり、お座りができるようになる生後半年頃には落ち着く子が多いです。

成長とともに自分の体をコントロールできるようになれば、自然と減っていくでしょう。

抱き方が悪いから反り返るのでしょうか

反り返りは赤ちゃんの筋肉の緊張や性質によるものが多いので、必ずしも親御さんのせいではありません。

抱き方に慣れてくると赤ちゃんも落ち着いてくることが多いようです。

自分を責めず、赤ちゃんにとって心地よい抱っこを探ってみてください。

新生児の反り返りは成長とともに落ち着くことも!不安ならオンライン診療も活用を

新生児の反り返りは、多くの場合は生理的な現象であり、病気ではないことがほとんどです。

赤ちゃんの成長過程の一つとして、焦らずに見守ってあげてください。

この記事のまとめ
  • 新生児の反り返りは背筋の発達や不快感の表現であることが多い
  • 体を丸めるCカーブの姿勢で抱っこしてリラックスさせてあげる
  • 生後半年頃には落ち着く場合が多い

もし「どうしても心配」という時は、一人で抱え込まず専門家に直接相談しましょう。

自宅からスマホで医師とつながれる小児科オンライン診療「あんよ」では、夜間の相談も受け付けていますので、ぜひ活用してください。

LP