子どもの頬が急に真っ赤になると、りんご病ではないかと驚くかもしれません。
ご機嫌で元気そうに見えることも多く、病院へ行くべきか悩む保護者の方も多いでしょう。
この記事では、受診を検討する目安やご家庭での過ごし方について詳しく解説します。
りんご病の特徴と病院へ行くべきか迷う理由
りんご病(正式名称:伝染性紅斑)は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。
幼児から小学生くらいの子どもによく見られ、以下のような特徴があります。
- 両方の頬が真っ赤になり手足にレース状の赤い発疹が出る
- 頬が赤くなる1週間ほど前に微熱や鼻水などの風邪症状が出る
- この初期の風邪症状が出ている期間が最も感染力が強い
- 発疹が出てりんご病と気づく頃にはすでに感染力がほとんどない
- 発疹が出た後は熱もなく本人が元気なケースが多い
このように、頬が赤くなった時にはすでに周りにうつる時期を過ぎています。
お熱もなく元気なことが多いため、わざわざ病院へ行くべきか判断に迷う保護者の方が多いと考えられています。
りんご病で病院へ行くべきか判断する受診の目安
お子さんが元気であれば、慌てて受診しなくてもご自宅で様子を見られることがあります。
しかし、以下のような様子が見られる場合は、他の病気の可能性も含めて小児科の受診を検討してください。
- 38度以上の高い熱が続いている
- 痒みが強くて眠れなかったり機嫌が悪かったりする
- 水分がとれずにおしっこの量が減っている
- ぐったりしていて顔色や機嫌が悪い
りんご病には、ウイルスを直接退治する特効薬はありません。
ですが、痒みや熱で辛そうな場合は、症状を和らげるお薬が役立つことがあります。
心配な時は自己判断せず、医師に体の様子を診てもらうと安心です。
りんご病で病院へ行かない場合の登園の考え方とホームケア
発疹が出た時点では感染力がほとんどないため、お熱がなく元気であれば登園できることが多いです。
ただし、園によっては医師の意見書や登園の確認が必要な場合もあります。
ご家庭では、以下のポイントに気をつけて過ごすことをおすすめします。
- お風呂は長湯を避けてシャワーやぬるめのお湯にする
- 乾燥を防ぐために保湿剤を塗って肌を保護する
- かきむしらないように爪を短く滑らかに整える
体が温まると痒みや赤みが強くなることがあるため、涼しく過ごせるよう工夫してみてください。
りんご病の症状とほかの病気との違い
りんご病の発疹は、他の病気と見分けがつきにくいことがあります。
参考として、発疹が出やすい代表的な病気の違いを表で比較します。
| 病名 | 主な発疹の特徴 | 発熱の有無 |
|---|---|---|
| りんご病 | 両頬の赤みや手足のレース状の発疹 | 出ないか微熱程度が多い |
| 風疹 | 全身に広がる小さく赤い発疹 | 発疹と一緒に熱が出ることがある |
| 溶連菌感染症 | 全身に細かい赤い発疹が出る | 高熱や喉の痛みがみられることが多い |
これはあくまで目安であり、症状には個人差があります。
見分けがつかない場合は、小児科でご相談ください。
病院へ行くべきか迷ったらオンライン診療も選択肢に
「元気だけど園に提出する書類のことで相談したい」「他の風邪をもらうのが心配」と悩むこともあるでしょう。
そのような時は、小児科オンライン診療「あんよ」の利用も選択肢の一つです。
スマートフォンのカメラを通して、ご自宅から医師に発疹の様子を見せることができます。
医師の判断により、必要なお薬が処方される場合もあります。
※医師の判断により処方できない場合もあります
通院の負担や二次感染のリスクを減らせるため、受診を迷った際の相談窓口としてご活用ください。
りんご病に関するよくある質問
りんご病に関する疑問についてお答えします。
- 大人もりんご病になりますか?
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大人も感染する可能性があります。
大人が感染すると、強い関節の痛みやだるさが出ることがあります。
特に妊娠中の方は、お腹の赤ちゃんに影響が出るリスクがゼロではありません。
不安な場合は、かかりつけの産婦人科医にご相談ください。
- 何科を受診すればいいですか?
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子どもの病気全般を診て、他の病気との違いを確認するためにも、まずは小児科の受診をおすすめします。
- お風呂には入ってもいいですか?
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お熱がなく本人が元気であれば、入浴自体は可能です。
ただし、体が温まりすぎると発疹の赤みや痒みがぶり返したり、強くなったりすることがあります。
発疹が出ている間は、長湯を避けて短時間で済ませるか、シャワーのみにすることをおすすめします。お湯の温度も少しぬるめに設定してあげてください。
- 登園許可証(治癒証明書)は必要ですか?
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りんご病は法律(学校保健安全法)で「発症から〇日間は出席停止」と厳格に定められた病気ではないため、基本的には登園許可証は必要ありません。
しかし、保育園や幼稚園によっては、園独自のルールで医師が記入する意見書や登園許可証の提出を求められるケースがあります。
登園を再開する前に、あらかじめ通われている園にルールをご確認ください。
【まとめ】りんご病で病院へ行くべきか迷ったときは顔色や機嫌を見て受診を検討する
お子さんの頬が赤くなると心配になりますが、まずは落ち着いて様子を観察してみてください。
- 発熱や強い痒みがなく元気であればご自宅で様子を見られることが多い
- ぐったりしている場合や水分がとれない場合は早めの受診を検討する
- 通院のリスクが心配な時はオンライン診療の活用もひとつの方法である
発疹が出た時点ですでに感染力はほぼなくなっているため、基本的にはご自宅で様子を見られます。
少しでも「いつもと違う」と不安を感じた時は、小児科オンライン診療あんよなども活用して一人で悩まずに医師を頼ってくださいね。

