授乳中のカフェインはどこまで大丈夫?1日の目安量と赤ちゃんへの影響・上手な飲み方を解説

授乳中のカフェインはどこまで大丈夫?1日の目安量と赤ちゃんへの影響・上手な飲み方を解説

授乳中にコーヒーや紅茶を口にしようとして、「カフェインって赤ちゃんに影響しないのかな」と手を止めたことはありませんか。

「妊娠中はNGだけど授乳中はどうなんだろう」「1杯くらいなら大丈夫?」「夜中の授乳がつらくて、ついコーヒーに頼ってしまう」と、不安や悩みを抱える親御さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、授乳中のカフェイン摂取の目安量、母乳と赤ちゃんへの影響、月齢別の注意点、上手な飲み方、ノンカフェインの代替飲料までを、厚生労働省や国際機関の最新情報をもとにわかりやすく解説します。

「我慢しすぎて疲れてしまった」「でも赤ちゃんも心配」というお母さんが、安心してホッと一息つける時間を取り戻せる内容になっていますので、肩の力を抜いて読んでみてくださいね。

小児科オンライン診療あんよの詳細はこちら
目次

授乳中もカフェインは飲める?まず知りたい結論

授乳中のカフェインは、量とタイミングを守れば過度に怖がる必要はないと考えられています。

ただし「飲んでもまったく問題ない」というわけではなく、過剰摂取は赤ちゃんの睡眠や機嫌に影響する可能性が指摘されています。

国際機関が示す授乳中の安全ライン

国際機関のなかでもっとも厳しい基準を示しているのは欧州食品安全機関(EFSA)です。

欧州食品安全機関(EFSA)の科学的意見書では、授乳中の女性のカフェイン摂取は「1回200mg以下・1日200mg以下であれば、乳児に健康リスクは生じない」とされています。

一方でカナダ保健省は1日300mg以下を推奨しており、米国国立医学図書館のLactMedデータベースも「ほとんどのお母さんにとって1日300〜500mgが安全な目安量と考えられる」としています。

日本では厚生労働省が独自の上限を定めていませんが、諸外国の基準を踏まえて1日200〜300mg程度を目安にする情報源が一般的です。

結論|「絶対NG」ではなく「上手に付き合う」

授乳中のカフェインに関する結論を整理すると以下のようになります。

状況考え方
コーヒー1〜2杯/日(200mg前後)多くの国際機関が安全圏としているため、過度な心配は不要と考えられています
コーヒー3〜4杯/日(300mg超)EFSAの基準は超えるため、慎重に判断するのが望ましいとされています
コーヒー5杯以上/日(500mg超)赤ちゃんの興奮や寝つきの悪さなどが報告されており、控えるのが望ましいと考えられています

「絶対に飲んではいけない」とまで気を張る必要はなく、量とタイミングを意識して上手に付き合うのが現実的な向き合い方です。

あわせて読みたい
授乳中のアルコールはいつから飲める?赤ちゃんへの影響や授乳再開までの時間の目安を解説 産後の慣れない育児が続くと、お酒を飲んでリフレッシュしたいと思うこともありますよね。 しかし、お母さんが摂取したアルコールは母乳を通じて赤ちゃんに届くため、注...

授乳中のカフェイン摂取量の目安|1日200〜300mgが安心の目安

授乳中のカフェイン摂取量の目安は、各国の機関で多少のばらつきがありますが、1日200〜300mgを上限と考えると安心です。

各国・国際機関の推奨摂取量を比較

食品安全委員会のファクトシートが整理している各国・国際機関の基準は次の通りです。

スクロールできます
機関名妊婦・授乳婦の1日上限コーヒー換算
欧州食品安全機関(EFSA)200mg/日マグカップ約2杯
世界保健機関(WHO)300mg/日マグカップ約2〜3杯
カナダ保健省(HC)300mg/日マグカップ約2杯

このうちもっとも厳しい基準はEFSAの200mgで、これは「最大限の安全マージンを取った値」と位置づけられています。

迷ったらEFSA基準の200mg/日を目安にすると、安心して飲める範囲がイメージしやすくなります。

主な飲み物・食品のカフェイン含有量

普段口にする飲み物にどれくらいカフェインが含まれているのか、文部科学省 日本食品標準成分表厚生労働省Q&Aのデータをもとにまとめました。

スクロールできます
飲み物・食品カフェイン量の目安200mgに相当する量
コーヒー(ドリップ)100mlあたり約60mg約330ml(マグカップ2杯弱)
インスタントコーヒー1杯あたり約80mg(粉2g)約2.5杯
エスプレッソ100mlあたり約200mg100ml(1杯)
玉露100mlあたり約160mg約125ml
紅茶100mlあたり約30mg約670ml
せん茶100mlあたり約20mg約1,000ml
ウーロン茶・ほうじ茶100mlあたり約20mg約1,000ml
玄米茶100mlあたり約10mg約2,000ml
コーラ100mlあたり約10〜13mg約1,500〜2,000ml
エナジードリンク100mlあたり32〜300mg商品により大幅に異なる
ミルクチョコレート100gあたり約20mg1kg
ダークチョコレート100gあたり約80mg250g

意外と見落としがちなのは、玉露・玉露の濃いお抹茶・エナジードリンクといった「強カフェイン飲料」です。

一般社団法人全国清涼飲料連合会のガイドラインでも、カフェイン濃度の高い清涼飲料には「妊婦・授乳期の方は飲用を控えてください」と表示するよう求められています。

コーヒー1杯あたりの量は意外と多い

「コーヒー2杯まで」と覚えていても、1杯のサイズが大きいと簡単に上限を超えてしまいます。

スクロールできます
サイズコーヒーの容量カフェイン量目安
一般的なマグカップ約200〜240ml約120〜144mg
コーヒーショップの中サイズ約350ml約210mg
コーヒーショップの大サイズ約470ml約282mg
コーヒーショップの特大サイズ約590ml約354mg

外出先で大きめのサイズを頼むときは、特大サイズを1杯飲むだけでEFSA基準を超えることに注意が必要です。

小児科オンライン診療あんよの詳細はこちら

なぜカフェインに注意が必要?母乳と赤ちゃんへの影響

授乳中のカフェイン摂取量に目安が設けられているのは、母乳を介してカフェインが赤ちゃんに移行するためです。

カフェイン接種の注意点と母子への影響_解説画像

ここでは、母乳への移行のしくみと赤ちゃんへの影響を整理します。

母乳に移行するカフェインはごく一部

米国国立医学図書館のLactMedによると、お母さんが摂取したカフェインのうち母乳に移行するのはごく一部です。

ある研究では、体重1kgあたり3mgのカフェインを摂取したお母さんから、完全母乳の赤ちゃんに移行する量はお母さんの摂取量の7〜10%程度と報告されています。

つまり、お母さんがコーヒー1杯(100mg)を飲んだ場合、赤ちゃんが受け取るカフェイン量はおよそ7〜10mg程度にとどまる計算です。

少量であれば、赤ちゃんへの大きな影響は出にくいと考えられています。

母乳中のカフェイン濃度のピークと半減期

LactMedのデータでは、お母さんがカフェインを摂取した後の母乳中濃度には以下の特徴があります。

項目内容
母乳中のピーク時間摂取後およそ1〜2時間後
母乳中の半減期(平均)約6.1時間
母乳に検出されない量約100mg未満では検出されないケースが多い

母乳中の濃度が下がるまでに数時間かかるため、「飲むタイミング」を工夫すると赤ちゃんへの影響を減らせる可能性があります。

赤ちゃんは大人よりカフェインの分解に時間がかかる

カフェインへの注意がもっとも必要なのは、生後間もない赤ちゃんです。

LactMedによると、カフェインの代謝速度は次のように大きく異なります。

月齢カフェインの半減期の目安
早産児・新生児
(生後1か月未満)
約100時間
生後3〜5か月大人と同程度の3〜7時間に近づく
大人約3〜7時間

新生児はカフェインを分解する肝臓の酵素がまだ未熟なため、体内に長くとどまります。

そのため、新生児期のお母さんはカフェイン量をさらに控えめにするのが望ましいとされています。

過剰摂取で起こり得る赤ちゃんへの影響

カフェインの過剰摂取で報告されている赤ちゃんへの影響をまとめました。

症状起こりやすい状況
寝つきが悪くなる・睡眠が浅くなる1日300mgを超える摂取が続いたとき
機嫌が悪い・落ち着きがない強い興奮作用が母乳から移行したとき
夜泣きが増える夕方以降のカフェイン摂取が続いたとき
体重増加がやや少ない1日130mg超で報告(さらなる確認が必要とされる)

キッズリパブリック 産婦人科オンラインジャーナルでも「過剰な量を何週間か継続して摂取することがなければ、悪影響がはっきり出る可能性は低い」と解説されており、短期的・適量であれば過度な心配は不要と考えられています。

小児科オンライン診療あんよの詳細はこちら

月齢別|授乳中のカフェイン摂取で気をつけたいこと

赤ちゃんのカフェイン代謝能力は月齢によって大きく変わります。

月齢別|授乳中のカフェイン摂取で気をつけたいこと

新生児期と離乳食が始まる頃では、お母さんが意識すべきレベルも変わってきますので、月齢別のポイントを整理しました。

新生児〜生後1か月|代謝が未熟なのでとくに控えめに

新生児はカフェインの半減期が65〜100時間と非常に長く、大人の10〜30倍も体内にとどまりやすい時期です。

完全母乳の赤ちゃんにとって、お母さんのカフェインは数少ない外部からの刺激の一つです。

慎重に量を抑える時期と捉えるとよいでしょう。

スクロールできます
月齢目安量主な意識ポイント
新生児〜生後1か月1日100mg程度(コーヒー1杯弱)飲むなら授乳直後・夕方以降は控える
生後2〜3か月1日150〜200mg程度強カフェイン飲料は避ける・赤ちゃんの様子を観察
生後4〜6か月1日200〜300mg午前中の1杯から徐々に戻していく
生後7か月以降1日200〜300mgEFSA基準の200mg/日を意識すれば安心の範囲

生後2〜3か月|少しずつ通常の目安に近づける

生後2〜3か月になると、赤ちゃんのカフェイン代謝能力は新生児期より上がり始めますが、まだ大人と同じレベルにはなりません。

1日150〜200mg程度を目安にし、エスプレッソや玉露、エナジードリンクなど強いカフェイン飲料はできるだけ避けるのが安心です。

赤ちゃんの寝つきや機嫌に変化があれば、量を見直すきっかけにしてみてください。

生後4〜6か月|赤ちゃんの代謝能力が大人に近づく

LactMedによると、生後3〜5か月で赤ちゃんのカフェイン代謝能力は大人とほぼ同じになるとされています。

1日200〜300mgまでを目安にし、ペースを戻すならまず午前中の1杯から始めてみてください。

赤ちゃんの様子を見ながら徐々に習慣を戻していくのがおすすめです。

生後7か月以降|離乳食の進みに合わせてさらに余裕が出る

離乳食が進み、母乳の量が減っていく時期は、お母さんのカフェイン制限も少しずつゆるめやすくなります。

EFSA基準の200mg/日を意識していれば、十分に安心の範囲です。

ただし、お母さんのコーヒーをこぼしてしまうなど、赤ちゃんが直接口にする機会には注意が必要です。

赤ちゃんへ直接カフェイン飲料を与えることは避けてくださいね。

授乳中にカフェインを摂る5つの工夫

授乳中でもカフェインを楽しむための工夫を5つにまとめました。

授乳中にカフェインを摂る5つの工夫

我慢しすぎてストレスを溜めるよりも、上手に付き合うほうが結果的に育児が穏やかになるケースも多いものです。

工夫1|授乳直後のタイミングで飲む

カフェインの母乳中ピークは摂取後1〜2時間。

授乳直後にコーヒーを飲めば、次の授乳までに母乳中のカフェイン濃度が下がっていきやすくなります。

次の授乳までの時間を「カフェインのバッファ」として活用でき、赤ちゃんへの移行量を抑えられる可能性があるうえ、お母さんもひと息つける時間になる、という3つのメリットがあります。

工夫2|量を「カップ単位」ではなく「mg単位」で意識する

カップのサイズはお店によって差があるため、mgで把握する習慣をつけると安心です。

例えば1日のカフェイン上限を200mgとした場合の組み合わせ例は以下のとおりです。

組み合わせ例合計カフェイン量
ドリップコーヒー1杯(150ml)+ 紅茶1杯(200ml)+ 緑茶1杯(200ml)約190mg(200mg以内)
コーヒーショップの中サイズ約210mg(200mgを少し超える)
インスタントコーヒー2杯+ ミルクチョコレート1枚約180mg(200mg以内)

工夫3|夕方以降のカフェインを控える

カフェインの覚醒作用は摂取後4〜6時間続くとされます。

つながる薬局ナビも「夕方以降のカフェインは控えるのがおすすめ」と解説しており、夜間授乳の質を保つ意味でも重要です。

午後3時以降は意識的にノンカフェイン飲料に切り替えると、お母さんも赤ちゃんも夜の睡眠が穏やかになりやすくなります。

工夫4|エナジードリンク・玉露・エスプレッソは避ける

「コーヒー2杯」と思っていても、エスプレッソやカフェインを多く添加したエナジードリンクを口にすると、簡単に上限を超えてしまいます。

食品安全委員会のファクトシートでは、エナジードリンク1本でコーヒー2杯分のカフェインを含むものもあると注意喚起されています。

授乳中はラベル表示を確認し、カフェイン濃度の高い飲料は避けるのが安心です。

工夫5|デカフェ・ノンカフェイン飲料に少しずつ置き換える

「カフェインを我慢しなければ」と気負うよりも、半分をデカフェやノンカフェインに置き換えると、ストレスなく続けやすくなります。

詳しくは後述のノンカフェインの代替飲料で紹介します。

小児科オンライン診療あんよの詳細はこちら

摂りすぎサインのチェック表|赤ちゃんとお母さんの両面から

授乳中のカフェイン摂取が「自分の場合は適量か」を判断するには、赤ちゃんとお母さんの両方の様子をチェックするのが分かりやすい目安になります。

赤ちゃんに見られる摂りすぎサイン

様子こんなときは見直しを
寝つきが悪くなったカフェインの影響が考えられます
夜泣きが急に増えた夕方以降のカフェイン摂取を控えてみる
ぐずる時間が長くなった量を半分に減らして1週間様子を見る
興奮しているように見える翌日カフェインを抜いて変化を観察する

お母さんに見られる摂りすぎサイン

様子考えられる原因
動悸がする・心拍が早いカフェインの中枢神経刺激作用
手の震え・落ち着かない摂取量が体質に対して多い可能性
寝つきが悪い・眠りが浅い夕方以降のカフェインが残っている
頭痛が増えた過剰摂取または逆に急な減量による離脱症状

受診を検討したほうがよいケース

以下のような状況では、自己判断にとどめず医師への相談を検討してください。

状況相談先
赤ちゃんの興奮や不眠が数日続いているかかりつけの小児科
お母さんが動悸や強い不調を感じている内科または産婦人科
育児ストレスで自然と摂取量が増えてしまう助産師相談・小児科オンライン診療
市販薬を服用していて、カフェイン入りかどうか不安薬剤師・かかりつけ薬局

授乳中におすすめのノンカフェイン飲料

カフェインを控えたいときに頼りになるノンカフェイン・低カフェインの飲み物を整理しました。

普段の水分補給からティータイムまで使い分けると、無理なくカフェイン量を減らせます。

ノンカフェイン飲料の一覧

スクロールできます
飲み物カフェイン量特徴
麦茶0mgミネラル豊富、赤ちゃんも飲める定番
ルイボスティー0mgノンカフェインでクセが少なく飲みやすい
そば茶0mgルチン豊富で香ばしい風味
コーン茶0mgほんのり甘く香ばしい
黒豆茶0mgポリフェノール(アントシアニン)が豊富
はと麦茶0mgタンパク質・ミネラルが豊富
ごぼう茶0mg食物繊維が豊富
たんぽぽコーヒー0mgコーヒー風味でリラックスタイムに
デカフェコーヒー100mlあたり約1〜2mgカフェインを90%以上除去したコーヒー
ココア(ピュアココア)100mlあたり約2〜10mgチョコレート風味で温まる

飲み物を選ぶときのチェックポイント

ノンカフェインを選ぶときは、パッケージに「ノンカフェイン」または「カフェインゼロ」と明記されているかを確認するのが基本です。

「カフェインレス」表示の場合は微量のカフェインが残っているため、量を意識するとより安心です。

また、ハーブティーは原料によっては授乳中に向かないものもあり、加糖タイプは糖質の摂りすぎにつながることもあるため、選ぶ際は成分表を確認してみてくださいね。

ハーブティーは原料の確認を忘れずに

ハーブティーのなかには、授乳中の使用に注意が必要なものもあります。

たとえば、セージ・パセリ・ペパーミントなどは伝統的に「母乳の出を抑える」と言われており、母乳量を維持したい時期は避けるのが無難です。

迷ったときは、製品パッケージや国立成育医療研究センター 妊娠と薬情報センターに確認することをおすすめします。

小児科オンライン診療あんよの詳細はこちら

授乳中のカフェインに関するよくある誤解とNG行動

「これは本当に正しいの?」とよく聞かれる誤解と、避けたほうがよい行動を整理しました。

よくある誤解と正しい考え方

よくある誤解正しい考え方
授乳中はカフェイン完全NG量とタイミングを守れば過度に避ける必要はないと考えられています
カフェインゼロにすれば母乳の出が良くなる母乳の出と直接の関係を示す科学的根拠は確認されていません
デカフェなら何杯飲んでも安全微量のカフェインが残っているため、量に意識を向けるのが安心です
緑茶は薄いからたくさん飲んで大丈夫玉露や濃いお茶はコーヒー以上のカフェイン量になる場合もあります
赤ちゃんが寝ているときは飲んでも影響ない母乳中のカフェイン濃度は数時間残るため、次の授乳時に影響します

避けたほうがよいNG行動

NG行動なぜ避けるべきか
エナジードリンクを「眠気覚まし」に常用するカフェイン濃度が極めて高く、上限を簡単に超えます
カフェイン入り市販薬を自己判断で連用する飲み物と合わせて過剰摂取になる可能性があります
「コーヒーをやめれば母乳が増える」と思って急にゼロにする急な離脱で頭痛などの症状が出ることがあります
自己流のハーブティーを長期摂取する種類によっては母乳量や赤ちゃんに影響する可能性があります
授乳直前に大量のコーヒーを飲む母乳中のカフェイン濃度がピークになる時間と授乳が重なります

夜間・休日でも安心|小児科オンライン診療「あんよ」の活用法

「カフェインを摂りすぎたかも」「赤ちゃんの寝つきが悪い気がする」と感じても、夜間や休日は病院に行きづらく不安が募るものです。

そんなときは、スマートフォンから医師に相談できる小児科オンライン診療も選択肢になります。

こんなときに相談しやすい

相談しやすいケース内容
カフェインと赤ちゃんの様子寝つきの悪さや夜泣きが続くとき
服用薬の判断風邪薬や頭痛薬の使用可否、サプリの相談
体調や食事の不安授乳中の食事や栄養素で気になること
通院の時間がない平日や日中に外出が難しいとき
「いつもと違う」サイン赤ちゃんの様子に違和感があるとき

呼吸が苦しい、意識がもうろうとしているなど強い全身症状があるときは、対面診療や救急受診が優先されます。

最終的な判断は医師にご相談くださいね。

小児科オンライン診療あんよの詳細はこちら

授乳中のカフェインに関するよくある質問(Q&A)

授乳中にコーヒーを飲んだ後、何時間あければ授乳していいですか?

母乳中のカフェイン濃度は摂取後1〜2時間でピークになり、半減期は約6時間とされています。

可能ならコーヒーを飲んでから2時間以上あけて授乳すると、母乳中の濃度が下がりやすくなります。

授乳直後に飲んで次の授乳まで時間を確保する方法も、よく勧められています。

1日に何杯まで飲んで大丈夫ですか?

ドリップコーヒー(150ml)であれば1日2〜3杯までが目安です。

ただし、コーヒーショップの大サイズや特大サイズなど大きいものは、1杯で1日の上限に達することもあります。

mg単位で考えると、EFSA基準なら200mg/日、WHO・カナダ基準なら300mg/日が目安になります。

新生児の授乳中はカフェイン完全NGですか?

新生児期は赤ちゃんのカフェイン代謝能力が未熟なため、より控えめにするのが望ましいとされています。

完全にゼロにする必要はないものの、1日100mg程度(コーヒー1杯弱)までに抑えることを意識するとより安心です。

カフェインを摂りすぎた場合、母乳をしぼって捨てたほうがいいですか?

母乳をしぼって捨てても、血液中のカフェインが分解されるまで母乳中の濃度は下がりません。

そのため、しぼって捨てる必要はないと考えられています。

カフェインが赤ちゃんに与える影響を心配しすぎてしまいます。どう考えればよいですか?

カフェインによる赤ちゃんへの影響は、過剰な量を継続して摂取した場合に出やすいとされています。

1日200〜300mg程度であれば過度な心配は不要と考えられていますので、まずは「mgで把握する」「夕方以降は控える」「授乳直後に飲む」の3つから始めてみてください。

不安が大きい場合は、かかりつけの小児科や助産師に相談するのも選択肢の一つです。

チョコレートやコーラにもカフェインが入っているのですか?

はい、含まれています。

ミルクチョコレート100gあたり約20mg、ダークチョコレート100gあたり約80mgのカフェインが含まれています。

コーラは100mlあたり約10〜13mgで、500mlのペットボトル1本で50〜65mg程度。

「コーヒーは飲まないから大丈夫」と思っていても、合計で意外と多くなるケースがあるため注意しましょう。

頭痛薬や風邪薬にもカフェインが入っていることがありますか?

市販の頭痛薬や風邪薬の一部には、無水カフェインが配合されています。

カフェイン入り飲料と併用すると過剰摂取につながる可能性があるため、薬剤師に相談のうえ服用してください。

【まとめ】授乳中のカフェインは1日200〜300mgまでなら過度に心配しすぎなくて大丈夫

授乳中のカフェイン摂取は、量とタイミングを意識すれば過度に怖がる必要はないと考えられています。

この記事のまとめ
  • 授乳中のカフェイン目安は1日200〜300mgで、ドリップコーヒーなら2〜3杯まで
  • 母乳中の濃度は摂取後1〜2時間でピーク、半減期は約6時間
  • 新生児期は赤ちゃんの代謝が未熟なため、1日100mg程度までを目安に控えめに
  • 飲むなら授乳直後・夕方以降は控える・mg単位で把握するの3つを意識する
  • 麦茶・ルイボスティー・デカフェコーヒーなどを上手に組み合わせる

「完全にやめなきゃ」と気負わず、自分のペースで上手に付き合うことが、授乳期を穏やかに過ごすコツです。

夜間や休日に赤ちゃんの様子で気になることがあれば、小児科オンライン診療「あんよ」を活用して相談するのも選択肢の一つですよ。

最終的な判断は医師に相談してくださいね。

小児科オンライン診療あんよの詳細はこちら